内容説明
空前の小泉ブームに乗って、聖域なき構造改革を進める小泉首相。平成の田沼意次、竹中平蔵を「特命大臣」に任用し、郵政民営化をゴリ押しする。人生いろいろで自己責任、一部のがんばった人がお金持ちになれる、そんな立派な日本になりました。オールカラー、マンガで解る日本政治。
目次
第1章 2006年前半―ライブドアに強制捜査、堀江メールは偽造と判明し民主党総崩れ
第2章 2005年後半―郵政解散で小泉チルドレン誕生、耐震偽装問題に激震走る日本!
第3章 2005年前半―敵対的買収やM&Aで「会社も日本もオレのもの」と誰かが呟く
著者等紹介
業田良家[ゴウダヨシイエ]
マンガ家。1958年7月27日、福岡県甘木市生まれ。西南学院大学法学部中退。83年、講談社「ヤングマガジン」の『ゴーダ君』でデビュー。85~90年、『自虐の詩』を光文社「週刊宝石」に連載。同作は96年に竹書房文庫に入り、ロングセラーとなっている。80年代後半の『シアターアッパレ』(小学館)以降、政局に鋭く切り込む4コママンガを継続執筆中。2007年、『自虐の詩』が中谷美紀・阿部寛主演、堤幸彦監督により映画化され、好評を博した。09年、『空気人形』(『ゴータ哲学堂』所収)がペ・ドゥナ主演、是枝裕和監督により映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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