竹書房文庫
「超」怖い話 〈Θ〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812427736
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼灯の金魚草

28
だからこういうの夜寝る前に読んだら駄目だって!っていつも思ってるけど、やめられないのだ。正座、夜の声、霧みたいにお外で寝ることはもう無いからいいけど、インドア派でよかった。いや、隣の親父みたいにご近所さんはどうすればいいのだろう。ああやだ。2017/08/04

hannahhannah

15
ギリシャ文字シリーズ第八弾。今回も全42話中、平山夢明が34話執筆で、加藤一が8話執筆。「安置所ホテル」はスキー場近くのホテルの忌まわしい出来事。「鼠撒き」はオカルトホラーにしてはかなりエグいし気持ち悪い。食後に読んだせいもあるかもしれないが、強烈に感じた。「口笛」はあるポルノ男優が毎回女に捨てられる理由が明かされる。これも気持ち悪い話だった。「肉球」は重力を感じないかのようにガラスの上を歩く猫が登場。とんでもないニャンコだわ。ラストの「きりん」は出てくるグロテスクな姿の幽霊を妙に鮮明に想像してしまった。2017/05/14

猫丸

10
毎回いくつかの誤字誤植を含むのが竹書房クオリティ。なんと今回は誤植ナシだと思われる。やればできるじゃないの。書式の変更がある。本書ではカギカッコ付きのセリフが字下げ無しで上に持ち上がり、地の文はカギカッコより2字ほど下げてある。つまり体験者の発言を目立たせ、怪談の語り手の声が背景に退くイメージを作ろうとしたか。いろいろ地味な実験をしているのだ。また、怪談の定番文体である、発言引用と地の文の混淆(「もうホント必死っすよ、それこそ心臓が飛び出す勢いで」走ったという)が激減。パターン化を避けたか。2024/02/26

眠る山猫屋

8
再読。あまり恐くなかった。飄々としていて、読み易い。学校に住み着く死霊の話『鞄』、あとは前半の一人山登りにまつわる数編が怖くてお気に入り。後々まで祟られて狂死する、みたいなオチではなくて良かったような・・・。2016/04/16

眠る山猫屋

7
平山夢明さんが読みたくて(苦笑)再読。やっぱり怖い。…けどコメディタッチのお話も。 読みかけの本のページを指差してくれていた白い手とか、それくらいなら… でも単独キャンプを襲う“ナニカ”のお話は…もう山登りできないなぁ。あと河原の石に書いてあった暗い呟きとか…川にも行けない(苦笑)2011/04/03

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