内容説明
「死者の町」ブラハの裁判所では、3人の判事たちが悩んでいた。天国と地獄へつづく扉が閉まり、死者があふれてしまったのだ。いっぽう、“仮面を持つ者”となったアモスの元に、ロリアという11歳の女王が現れる。魔法の仮面のひとつ、“火の仮面”を持って…。神々の陰謀うずまく、冒険ファンタジー。
著者等紹介
ペロー,ブリアン[ペロー,ブリアン][Perro,Bryan]
1968年6月11日、カナダ、ケベック州シャウィニガンに生まれる。ネイティブ・アメリカンの語り部であったおじいさんのラウール、そしてやはり話し好きだったもうひとりのおじいさん、ジョルジュから語りの才能を受けついだ作者はケベックの伝統的な語りにもとづいた“お話の会”を行う一方、俳優、作家、劇作家など多方面で活躍中。また、シャウィニガン・カレッジでは演劇を教えている。アモス・ダラゴンシリーズのほかに、『マーモット』、『果実の世界の私の兄弟』、『私はどうして父を殺したか?』といった小説、さらに戯曲を3作発表している
高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家。ファンタジーの好きな小学生の女の子のお父さん
臼井美子[ウスイヨシコ]
フランス語翻訳家。こどもの時から今も「ナルニア」を愛読するファンタジーファン
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