感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂糖 翠
0
コノリーはアイデンティティ/差異でニーチェ=フーコー主義という形で、系譜学を用い、近代的主体を暴いていくが、そこに至るまでの過程が描かれていた。なので、アイデンティティ/差異を読んだあとにこれを読むとよりコノリーの理論がわかりやすくなるかもしれない2015/10/15
砂糖 翠
0
再読。今回の発見としてプラグマティズムとニーチェの対比が行われていたこと。しかし、プラグマティズムといってもヘーゲルを自然主義化したという記述もあるとおり念頭にあるのはデューイのみ。プラグマティズムは他のパターンもあるはずなのに、なぜこの理解のみなのかということは気になった。2018/05/11