内容説明
本書はこれからの社会理論の基本となるであろうブルデュー理論の全貌を、民族誌、教育、階級、文化消費、言語、知識人といった、彼の進める探究領域に即した網羅的に概説する絶好の入門書である。
目次
第1章 基本的な理論的ポジシオン
第2章 ピエール・ブルデュー―知の投企
第3章 ブルデューと民族誌―反省性、政治、プラチック
第4章 ブルデュー―教育と再生産
第5章 ブルデューの階級
第6章 ディスタンクシオンの行為―見る者の目
第7章 言語、真理そして権力―ブルデューの代理執行機関
第8章 ブルデューにかんするブルデュー『講義』という講義を学ぶ
第9章 結論―批判