サウンドアートのトポス―アートマネジメントの記録から

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812207208
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C3073

出版社内容情報

自然の中に身を潜めるように佇む音。そのひそやかな営為にアーティストは何を込めているのか? ロルフ・ユリウスと鈴木昭男を軸にその真髄に迫る。

内容説明

この樹には音がなっている!…自然のなかに身を潜めるように佇む音。そのひそやかな営為にアーティストは何を込めているのか?伝説のアートイヴェント〈現代のアートの森〉に登場したロルフ・ユリウスと鈴木昭男を軸にサウンドアートの真髄に迫る。同時にアートマネジメントのプロセスをつうじ芸術と社会の接点を考える。

目次

サウンドアートへの誘い
1 サウンドアートの思想と実践―アーティストの語りを手がかりに(環境を感じる―小さな音を回路として/ロルフ・ユリウス論;耳に生きる―「聴く」ことからの逃走/鈴木昭男論)
2 アートと環境の共振―臨床的アートマネジメント論の試み(ドキュメント「現代アートの森」;アートの居場所;アートの未来形)

著者等紹介

中川真[ナカガワシン]
1951年奈良県生まれ。サウンドアート、サウンドスケープ、東南アジアの民族音楽を研究する。著書に『平安京 音の宇宙』(サントリー学芸賞、京都音楽賞など)など。ガムラン合奏団を主宰し活発な公演活動を行ういっぽう、船場アートカフェにてアート・プロジェクトを企画する。大阪市立大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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