内容説明
遺伝子研究の倫理的・法的・社会的問題を、文化・政策・歴史・市民社会の視点から学際的に論じる。
目次
新遺伝学・生命倫理・実証的アプローチ
第1部 遺伝子研究と文化(ヒトゲノム計画・医療政策・生命倫理;遺伝的デザインの文化的制御)
第2部 遺伝子研究と政策(遺伝子決定論と遺伝子例外主義(遺伝子技術の政策問題))
第3部 遺伝子研究と歴史(ゲノム地図の作成と社会秩序の構築;バイオテクノロジー時代におけるヒト生物試料 ほか)
第4部 遺伝子研究と市民社会(遺伝学的市民とは何か;北米と日本における「新医療複合体」)
著者等紹介
山中浩司[ヤマナカヒロシ]
京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。大阪大学大学院人間科学研究科助教授。科学技術社会学・医療社会史
額賀淑郎[ヌカガヨシオ]
マッギル大学大学院社会学部博士課程修了。東京大学大学院医学系研究科生命・医療倫理人材養成ユニット特任助手。医療社会学・科学技術社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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