中国型ワークフェアの形成と展開―福祉資本主義と市場社会主義における福祉レジームの可能性

中国型ワークフェアの形成と展開―福祉資本主義と市場社会主義における福祉レジームの可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812206294
  • NDC分類 364.022
  • Cコード C3033

出版社内容情報

本書は、ワークフェアを理論的・経験的に分析し、福祉資本主義に経験を踏まえて中国型ワークフェアの特質を明らかにする。

内容説明

先進資本主義諸国において共通にみられるワークフェアと呼ばれる動向の理論的・経験的分析を踏まえて、市場経済移行以前および以後の中国におけるワークフェアの特質を明らかにする。

目次

なぜワークフェアなのか?
第1部 ワークフェアの正当性と多様性(ワークフェアとワークフェア論争;ワークフェアの倫理的正当性;制度設計の論理と2つの「狭義のワークフェア」;ワークフェアの制度分析―アメリカ・スウェーデンのケース)
第2部 中国型ワークフェアの形成と変容(中国型社会主義下の伝統的ワークフェア―類型と構造;新しいワークフェア体制の模索―「生産生活共同体」の解体と福祉・就労両レジームの形成;「狭義のワークフェア」の様相と持続可能性)
福祉資本主義のゆくえと中国の可能性

著者等紹介

孫暁冬[ソンショウトウ]
1970年中国うまれ。1992年中国吉林大学外国語言文学部英文学専攻修了。1996年中国吉林大学法学部経済法専攻修了。2006年名古屋大学大学院法学研究科博士課程後期政治学専攻修了(法学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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