グローバル化と社会的排除―貧困と社会問題への新しいアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812205112
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C3033

内容説明

グローバル化、規制緩和、そして福祉国家の危機のもとで広がりつつある社会的排除を多角的に掘り下げる。社会的排除は、グルーバルな市場の圧力によって創りだされた今日の開発パターンに対して提起されるべき基本問題である。

目次

1 排除の定義
2 排除実態の分析と観測のための枠組みをめざして
3 失業、不安定な仕事、そして社会的排除
4 先進工業国における排除
5 移行経済諸国―東欧と中央アジア
9 発展途上国における排除
7 グローバル化と排除

著者等紹介

バラ,アジット・S.[バラ,アジットS.][Bhalla,Ajit S.]
1939年にインドで生まれたが、現在はスイスの国籍を取得し、スイスに在住している。ジュネーブで経済コンサルタントを営むかたわら、ケンブリッジ大学のシドニー・サセックス・カレッジにおいて上級研究員を務めている。専門の分野はインドと中国をはじめとする発展途上国の開発、貿易、貧困、労働問題である

ラペール,フレデリック[ラペール,フレデリック][Lapeyre,Fr´ed´eric]
1967年にフランスで生まれ、現在はベルギーのブリュッセルに在住しており、ベルギーのカトリック・ルーヴァン大学で開発経済学の教授を務めている。研究領域は、東欧諸国を中心とした開発経済政策、排除・貧困・不平等の諸問題、グローバル化がもたらす社会への影響などである

福原宏幸[フクハラヒロユキ]
1954年兵庫県生まれ。1988年大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。大阪市立大学大学院経済学研究科教授

中村健吾[ナカムラケンゴ]
1963年福岡県生まれ。1993年神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学。大阪市立大学大学院経済学研究科教授
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