心の科学と哲学―コネクショニズムの可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784812203156
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3010

目次

コネクショニズムという考え方
第1部 コネクショニズムのどこが新しいのか(「分散表象」は認知の説明にはたして役立つのか?;「表象なしのコネクショニズム」とその行方;新しい認知の理論としてのコネクショニズムの可能性)
第2部 フォークサイコロジー(素朴心理学)の運命(素朴心理学が静かに消える日;コネクショニズムは素朴心理学に対して何か言えるのだろうか―「心」が頭の中にあるためのミニマルな条件;ニューラルネットワークは幸せになれるか?―コネクショニズムと消去主義の倫理学的含意)
第3部 コネクショニズムを超えて(言語機能における記号主義とコネクショニズムの統合―ロボットにことばを理解させるには;コネクショニズムと日常的推論;ピクトリアリズムと像的論理;表象主義を超えて―イナクション理論の射程)

著者等紹介

戸田山和久[トダヤマカズヒサ]
1958年生まれ。名古屋大学大学院情報科学研究科教授。専門は科学哲学・科学技術社会論

服部裕幸[ハットリヒロユキ]
1949年生まれ。南山大学人文学部教授。専門は哲学・論理学(言語哲学、心の哲学、意味論)

柴田正良[シバタマサヨシ]
1953年生まれ。金沢大学文学部教授。専門は現代哲学

美濃正[ミノタダシ]
1950年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科教授。専門は哲学(心の哲学、科学哲学)
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