子育て―みんな好きなようにやればいい (新装版)

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

子育て―みんな好きなようにやればいい (新装版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811807263
  • NDC分類 599
  • Cコード C0036

出版社内容情報

子育てはだれにとっても悩みのタネ。不安はつきません。ついリキんでしまったりもします。親は子にどうかかわったらいいのか。医者として父親として保父としての経験をもとに、子育ての考え方とハウツウをはじめて全面公開し、その問いに実践的に答えます。 1990年刊のロングセラー、書き下ろし20ページを加え、新装版で再登場。

第1話─ぼくはネアカな”町のお医者さん”
●九代つづいた医家の一人っ子

のどかだった少年時代  大学闘争に参加し、無期停学に
町医者の内弟子にあこがれて  下町の診療所で医者修業
浮浪者に学んだ医療の原点  つぶれそうな診療所を引きうける
待合室で病気がなおる

第2話─わが家の子育て、それは自分流
●三人の子の父親になる

連れ合いとの出会い  連れ合いの家事・育児分担”宣言”
息子が見せる”問題行動”を楽しむ  小さな”テロリスト”たち
わが子には手をやく小児科医たち  患者さんとの井戸端会議
病気知らずの陽気な娘

第3話─障害をもつ娘と育ちあう
●保育を自分たちの手でする場をつくる

産休あけから娘は保育園へ  長女が病名不明の難病にかかる
娘の入退院で学んだこと  娘の危機、そして、奇蹟
地域に共同保育所をつくる  週に一日は保父さんになる
共同保育所から公立保育園へ

第4話─障害児が生きにくい社会は病んでいる
●普通学級で学ぶ娘からの問い

日本は「がんばり社会」  うさんくさい訓練法の氾濫
「患者の役割」を演じるな  「特殊学級」は学校のなかの異常
差別と闘う力を身につける  障害をもつ子の個性を生かす
めげずに明るく突っぱって

第5話─病気はけっして悪いものではない
●子どもの病気とどうつきあうか

子どもが病気をするのはあたりまえ  子どもが熱をだしたら
困った抗生物質の乱用  病気をはやくなおす方法はない
「かぜは万病のもと」か  予防薬なんてほとんどない
医者の脅し文句「手遅れだ」  子どもの命を救う親の直観力
長寿時代の健康不安  病者にむけられる冷たい視線
病気とはなにか

第6話─お医者さんに遠慮はいらない
●小児科医とのうまいつきあい方

患者さんへのお願い  患者の側に立つ医者は少ない
なるべく医者に頼らないこと
子ども好きな人─医者選び・
患者をやたらと脅かさない人─医者選び1
子どもを一人まえに扱う人─医者選び2
患者ばなれのよい人─医者選び3
みんなで「医療マップ」をつくろう─医者選び4
医者に遠慮はいらない

第7話─「母と子の絆」論をけっとばせ
●もっと気楽に子育てを楽しもう

「子育て戦争」がはじまった  保育園育児か家庭育児か
「母性」は時代に利用されやすい  母親を悪者にする神話
ぼくの育児当番日  子育てはキレイゴトではすまされない
ハラハラ、ドキドキも楽しみのうち

第8話─子育てはみんな好きなようにやればいい
●育児・家事をとおして見えてきたこと

子育ては男と女で  日本の集団主義を追いだそう
身を退けないでふんばろう  息苦しい社会に挑戦!
パターナリズムとはなにか  育児も教育も医療もお節介だらけ
「お節介」はお節介  「ヘンなおじさん」になりたい

子育て、その後─二十年後のエピローグ

三人の子どもたちの「その後」  障害のある子の高校進学って?
運動に参加しながら  選択肢を奪われている現実
学校こそが、ともに生きる経験の場  三浪のすえ全日制高校に入学!
点数主義と闘いながらの卒業  子どもとともに生きる、ときに闘いながら

内容説明

子育てに迷うママ・パパも、読めば自信がわいてくる。『育育児典』の山田真センセイが、初めて子育てについて語りつくしたロングセラー。書き下ろしを加えて新装刊。

目次

第1話 ぼくはネアカな“町のお医者さん”―九代つづいた医家の一人っ子
第2話 わが家の子育て、それは自分流―三人の子の父親になる
第3話 障害をもつ娘と育ちあう―保育を自分たちの手でする場をつくる
第4話 障害児が生きにくい社会は病んでいる―普通学級で学ぶ娘からの問い
第5話 病気はけっして悪いものではない―子どもの病気とどうつきあうか
第6話 お医者さんに遠慮はいらない―小児科医とのうまいつきあい方
第7話 「母と子の絆」論をけっとばせ―もっと気楽に子育てを楽しもう
第8話 子育てはみんな好きなようにやればいい―育児・家事をとおして見えてきたこと
子育て、その後―二十年後のエピローグ

著者等紹介

山田真[ヤマダマコト]
1941年、岐阜県美濃市生まれ。保父さんの経験もある三人の子の父親。八王子中央診療所所長。「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の世話人をつとめるほか、医療被害者運動、障害児(者)の運動、公害闘争などにもかかわる。雑誌『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』(ジャパンマシニスト社)の編集代表もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Minezato Eri

1
福島の医療支援にも行かれている医師、山田真さんご自身の育児体験、育児環境のつくりかたなど、広い視野で書かれています。 ひとりでは到底できないことを協力して実現したり、お互いに自由を認め合うことでより自由な空間を築いてゆくあり方など考えさせられます。 わたしたちはとかく「郷に入れば郷に従う」ことを自他に押し付けがちですが、そうしてどんどん自分の行動半径や考え方、果ては自身や家族の自由な未来を縛っていることにならないか、考えさせられました。2013/01/06

yos

1
多様な存在が自律して生きることが許されない社会の中では、誰もが道を踏み外すことに怯え、生きることに疲れ切ってしまう。 みんながもっと自由に幸せに生きられる社会を作るために、一人一人がきちんときちんと声を出すことが大切なのだと改めて思った。本当はもうちょっと少しずつ味わいながら読んだらよかったのだけれど、読みやすくてどんどん読めてしまった。 新装版に際して、最後に二十年後のエピローグが添えられていたが、大団円という感じで、ゆっくりと本を置くことができた。2008/10/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/61666
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。