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出版社内容情報
絵本「さっちゃんのまほうのて」の著者が、その後の魔法の手の子どもたちの姿を描く。親たちや家族に何が起こり、子どもたちはどのように成長していったか。この冷たい効率社会に生きる人たちを絶望からよびさまし、人びとの心にやさしさをとりもどす。
プロローグ…電話の向こうの人生
「障害」を心に閉じこめて
I…麻衣子の誕生から思春期まで
1 エッ、私の赤ちゃんが障害児?
2 最初の衝撃を、それぞれ父親たちは
3「障害」をもった子の親、なぜ、悩む
4どうして、この子、指がないの?
5わたしは、この右手がだいすき
II…魔法の手の子どもたち
1 ある野球少年
指のない手にグローブはめて
2 手足のない沙織ちゃん
誕生から七歳まで
3 とまどいのなかの一九歳
「障害」をもつ自分
III…「障害児」は生みたくない
1 子どもがかわいくない母親
幼児虐待はどこにも
2 社会正義のなかに潜む優性思想
市民運動にみられるシェルター意識
エピローグ…いのちを商品化する医療技術
内容説明
たくさんの『まほうのてのさっちゃん』の家族と生き方を描く。
目次
プロローグ 電話の向こうの人生 「障害」を心に閉じこめて
1 麻衣子の誕生から思春期まで
2 魔法の手の子どもたち
3 「障害児」は生みたくない
エピローグ いのちを商品化する医療技術
あとがき 子ども受難の時代の子育てを求めて