目次
第1部 刑法における「死」の概念(刑法における「死」の概念についての学説;脳死説をめぐるいくつかの問題)
第2部 臓器移植(レシピエント〔受容者〕の側面における刑法上の問題;ドナー〔提供者〕の側面における刑法上の問題)
第3部 いわゆる尊厳死(生命維持装置の取り外しをめぐる2つの問題;西ドイツの学説のスケッチ;わが国の学説のスケッチ)
第4部 胎児の傷害と傷害罪(「胎児の傷害と傷害罪」の問題;「胎児の傷害と傷害罪」の問題と胎児性水俣病の事件;「胎児の傷害と傷害罪」についての再論―最高裁判所の決定に接して)