イレーナ・センドラー―ホロコーストの子ども達の母

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イレーナ・センドラー―ホロコーストの子ども達の母

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  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811384986
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8095

内容説明

二〇〇八年五月十二日。やさしい目をしたひとりのポーランド人女性が九八歳で亡くなりました。その人の名前は、イレーナ・センドラー。第二次世界大戦中、ドイツ軍に占領されていたポーランドで、ゲットー(ユダヤ人居住区)から、二千五百人のユダヤ人の子どもたちを救った女性です。当時、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)が行われていたポーランドでは、ユダヤ人を助けることは死刑に値する罪でした。それでも、イレーナは自分の命の危険をかえりみず、ひとりでも多くの子どもを救おうと活動を続けました。どんな状況におかれても、決してあきらめず、二千五百人もの子どもたちの命を救ったイレーナ―。その勇敢な人生をのぞいてみましょう。

目次

第1章 第二次世界大戦とユダヤ人(貧しい患者を助けたお父さん;ポーランドのユダヤ人;ドイツ軍のポーランド侵攻;閉じ込められたユダヤ人;ホロコースト)
第2章 ゲットーからの救出(泣いている時間はない;助ける勇気;命がけの脱出作戦;家族の再会のために)
第3章 闘いは続く(捕まったイレーナ;ドイツの降伏;舞台『ビンの中の命』;ひとりの勇気は世界を変える)

著者等紹介

平井美帆[ヒライミホ]
ノンフィクション作家。1971年大阪府吹田市生まれ。1993年南カリフォルニア大学シアターアーツ科卒業。ロサンゼルスの日本語情報誌の記者を経て、フリーに。2002年に帰国し、長年にわたる海外生活を生かした執筆活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

60
2008年刊行、TV放映が有ったのに、無知だった・・イレーナという女性。アーリア人でありながら、医師であった父の教えが心中に根ざし、学生時よりゲットーに出入りして行った・・ベツレヘムの星を胸に貼り。救出した子供の数は2500人余り、メモはリンゴの木の根元に埋めた瓶に。救出劇はニュースで見たマリウポリの製鉄所の20キロに及ぶ地下道に未だに潜む人々と被さる。80年経ても人類が繰り返す殺戮、帝国拡大の野望。シンドラーは1200人を救出したが映画のお陰で世界中に事実が伝わり、千畝も然り。彼女の存在は米の研究で発掘2022/04/20

つちのこ

32
ナチス占領下のポーランドで、人道的見地からユダヤ人迫害に抵抗し、地下組織による支援を行った非ユダヤ人は多くいたという。ワルシャワゲットーから強制収容所へ移送される子供たちを救出し、逃亡の手助けをしたその数2500人。本書の主人公イレーナ・センドラーたちの活動は、かのオスカー・シンドラーのはるか上をいく。こうした快挙が歴史に埋もれていたことはもどかしいが、近年になり、ホロコーストの犠牲者ばかりでなく、支援活動に奔走した正義の人々に光が当たったことが素晴らしい。ルビもふられているので児童書として推薦できる。2022/09/23

かいゆう

28
『ワルシャワゲットー』を読んだので、ゲシュタポやユダヤ警察の目から逃れて、あのゲットーから逃げ出す事がどんなに不可能に近いか知っているつもりです。ゲットー内のユダヤ人を支援する地下組織の活動も少し読みましたが、自分が出入りするのも命懸け。まさか2500人ものユダヤ人の子どもたちが救い出されていたなんて驚きました。児童書ですが、ポーランドのユダヤ人がどんな目にあってきたのか、すごくよくまとめられています。子どもたちにも読んで欲しい一冊です。2017/09/11

Nobuko Hashimoto

16
センドラーは第2次世界大戦中にワルシャワでユダヤ人の子どもたち2500人を密かに救出した人物。本書は小学校中学年くらいから読めるよう文字が大きく分量は少ないが、記述のバランスが良く説明も簡潔かつ丁寧。ドイツ侵攻以前にもユダヤ人差別があったことにも触れている。センドラーが広く知られるようになったきっかけがアメリカの高校生たちの歴史研究発表だったことも興味深い。日本でセンドラーを単独で取り上げた本はほぼない?ので貴重。汐文社は平和に関する本に力を入れているらしくラインナップが面白い。いろいろ読んでみよう。2017/12/26

shi-

15
大人版が読みたかったんだけど、図書館になくやむ無く児童書にて。 知らなかったなぁ、シンドラーの他にもこんな素晴らし人がいたなんて。 もっともっと、彼女のことが知りたい。2019/03/14

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