命をくれてありがとう―ぼくは18トリソミー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811381435
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8095

目次

ぼくは18トリソミー
生きられないなんて…
みんなに会いたかったから、がんばったよ
やっと産まれたけれど
ついにお家に
ぼくの胃ろう
離れたくない
お姉ちゃんのがんばり
事件が!
パパとママがけんか?
ついにカゼをひいてしまった
ぼくの家族
命があぶない!
手術が終わって…
家での生活
凱晴号
出血が…
お姉ちゃんの手紙
ついに二さい!

著者等紹介

わたなべえいこ[ワタナベエイコ]
1973年、東京生まれ。6歳の長女、長男凱晴の2児の母。銀行職員。ダンサー、体操コーチなどを経験し、結婚、出産。現在介護の傍ら、在宅にてデザインの仕事を手掛けている。2006年7月に、絵本「いのちはプレゼント」を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

17
タイトルの「命をくれてありがとう」とは、ご両親が凱晴君に言って欲しい言葉そのものだろう。妊娠することすらタイミングや体調などがたくさん重なってのこと。無事に生まれてくるのだって、絶対的ではない。18トリソミーの赤ちゃんは、1年生きることも奇跡。このあとの凱晴君が気になり検索したところ、去年亡くなっていた。確か9~10歳くらい。頑張って生きたんだね。2015/06/09

花々

5
図書館で見て、18トリソミーのことを少し前にテレビでも見たなと思い読む。染色体異常の病気で、生まれても数日で亡くなってしまう例が多い中、著者でもある母親の渡辺さんとその家族の奮闘で2歳まで生きられたことは凄いなあと思う。寝不足でも、どんなことをしてでも生きてもらいたいという親の気持ち、お母さんが弟に掛かり切りでも、大好きな弟のためにお手紙を書いたり、色々お手伝いしてくれるお姉ちゃんも偉い!その後は、どうなったか分かりませんが、温かい愛情に包まれて大きくなっていることでしょう。2014/09/20

とんがりまめ

2
頑張ってる赤ちゃんの話。赤ちゃんが語る形で書かれていて、多分子どもにもわかるように書かれた本。著者はお母さん。重い障害や病気をもつ我が子に親が思うのは、「この子は幸せなんだろうか」ということ。くりくりの目をあけて「命をありがとう」と言ってくれたら…タイトルは親の願いが反映されているのかな。2011/04/01

食いしん坊のっこ

0
図書館で座り読み。2013/01/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45646
  • ご注意事項