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内容説明
ローマ時代というと、ネロ皇帝やカリギュラ皇帝のように毎夜毎夜大宴会を開いて飲めや歌えの世界を思い浮かべるでしょうし、市民は市民で毎日剣闘士の競技会やコロッセウムでの大競技会を見たり、ローマ風呂に入ったりして仕事もしていないと考えがちですが、実はそういった私たちのイメージするローマは帝政になってからのことなのです。その前の共和政の時代のローマ人はよく働き、また貿易にもたけていて、東地中海の覇者ギリシアと地中海貿易で競いあっていたのです。本書は、そんなローマの物語です。
目次
第1話 古代ローマはなぜ栄えたの
第2話 古代ローマの政治はどのようにおこなわれたの
第3話 古代ローマ、神々の謎
第4話 古代ローマ、百五人の皇帝たちの謎
第5話 古代ローマの子供はどんな学校に通っていたの
第6話 一日で消えてしまった町、ボンペイの謎
第7話 古代ローマ人の宴会のメニューは何
第8話 古代ローマのお風呂はどんなだったの
第9話 古代ローマの人々の楽しみは何
第10話 古代ローマにはどんな建物があったの
著者等紹介
岩出まゆみ[イワデマユミ]
1957年、東京生まれ。早稲田大学卒業。現在、早稲田大学エジプト学研究所客員研究員。古代エジプトについて研究を続けるかたわら、広報を担当。著書に『エジプト美の起源 カイロ博物館入門』(小学館、共著)、『ブルーガイト・ワールド29 エジプト』(実業之日本社、共著)などがある
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