内容説明
明治に生まれ“平和と人権”の確立をめざしてひとすじに生き抜いた山川菊栄の生涯とその素顔を共に暮らした著者が語る。普段着の山川菊栄。
目次
1 プロローグ・菊栄との出会い
2 住み慣れた地を離れる
3 戦後を生きる
4 同志均を失って
5 菊栄の歩み
6 さまざまな来訪者
7 道程をたどって
8 晩年の日々
9 『山川菊栄集』の刊行
10 エピローグ・時の流れゆく中で
著者等紹介
岡部雅子[オカベツネコ]
1931年東京に生まれる。1943年山川菊栄(一家と親族になり)に出会い、均没後22年余、菊栄と永眠まで弥勒寺で同居生活。1952年日本女子大学家政学部家政理学科一部物理化学科卒業。第一電工(株)本社に入社。1956年神奈川県私立高等学校・東京都・神奈川県公立中学校数学科教諭、定年後5年間神奈川県立・私立高等学校数学科講師。1988年神奈川県立かながわ女性センター図書館内に設けられた「山川菊栄文庫」の資料整理充実に努め現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。