十六・七世紀イエズス会日本報告集 〈第1期第1巻〉

十六・七世紀イエズス会日本報告集 〈第1期第1巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784810405910
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C3316

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

10
史料解題と1590〜92年分を収録。教化(改宗)と被弾圧の状況報告が主な内容。イエズス会士が下(ximo シモ)と呼んだ九州を中心に、天正遣欧少年使節の帰国がトピックとして挟み込まれる。豊臣秀吉の話題も多く、キリシタン政策のほか、新規築城(聚楽第、淀古城、肥前名護屋城)、京都改造(御土居・寺町の建設)、大仏造立、聚楽第行幸、唐入り(朝鮮侵略)、息子鶴松の死、甥秀次との不穏な関係など、『フロイス日本史』と内容重複する箇所もあって読み応えあり。虚実定かではない個人神格化の報告が気に留まった。2022/03/15

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