内容説明
日本には漢語と外来語、そして生粋の日本語「大和言葉」大きくわけてこの三つがあります。日本人自身が育んできた知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを身につけてみませんか?
目次
語らい
もてなし
手紙
言挙げ
言伝
恋
交じらい
装い
住まい
味わい
眺め
学び
遊び
そぞろ歩き
あめつち
生きもの
性
思い
つとめ
時
魂
著者等紹介
高橋こうじ[タカハシコウジ]
1961年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部在学中からテレビ番組の企画等に携わり、卒業後プロのライターに。主にドラマ、商業演劇の企画をおこなう。「言葉とは何か」をテーマにしたシナリオ「姉妹」では、第十回読売テレビゴールデンシナリオ賞で優秀賞を受賞した。2000年からは、言葉と会話をめぐる人間心理についての研究に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ナイスネイチャ
173
図書館本。もう少し言葉の由来とか説明が欲しかったかな。会話に取り入れるのはちょっと難しいのでメールなど文章から取り入れてみようかな。2016/07/05
馨
138
自分が普段使っている言葉とは何億光年もかけ離れているような美しい言葉ばかりです。ぜひ自然に口から出るようになりたいけれど、なかなか日常で使うことのない表現もあり、いけそうなものからちょっとずつ頑張ります。 改めて大和言葉は難しいなぁと思いました。2015/07/02
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
85
★★★☆人は言葉で出来ている。纏う言の葉で、私という人間が相成っているのだとしたら…。そう自分自身の使う「言葉」を省みずにはいられませんでした。正しく在ろうと思う事は少ない私ですが、美しく在りたいと強く思いました。2015/12/06
Willie the Wildcat
81
日本語の奥深さを再認識。挙げたらキリがないが、初見の単語・表現・・・。(汗)敢えて挙げるなら「あめつち」。言葉の背景も含めた神秘性という気がする。印象的なのが”助詞”の遣い方。たった1文字の中にも、文化と心を感じる。コラムとクイズも粋で、挿絵なども和の世界。返す返すも哀しきは、私の知識の無さか・・・。(汗)本著を参考に、春夏秋冬の書き出しなど、自分のモノとなるように使ってみよう!2015/08/30
yomineko@猫と共に生きる
80
「やまとことば」がはんなりしていて、本当に美しい✨色々な場面で使ってみたいです。言葉の奥は深く、勉強のしがいがあります。今の仕事のテープ起こしでは「御霊(みたま)」というやまとことばが沢山出て来ます。「魂」と共に心に響きます。2021/09/23