入札関連犯罪の理論と実務―談合構造解消に向けての捜査のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784809011283
  • NDC分類 326.21
  • Cコード C3032

内容説明

談合関連事件捜査の第一人者による実務書。競売入札妨害罪の構造と談合システムを徹底分析。

目次

第1編 序論(公共調達制度の歴史的経緯;競売入札妨害罪の制定経過)
第2編 競売入札妨害罪の構成要件とその解釈(保護法益としての「公の入札の公正」;談合罪 ほか)
第3編 公共調達をめぐる談合システムの構造と歴史的経過(戦後の談合に対する制裁・処罰の経過;「談合システム」の構造的要因の分析 ほか)
第4編 競売入札妨害罪の捜査実務上の問題と検討(「公正なる価格を害する目的」の立証)
特別補講 経済事犯の動向と犯罪捜査の実務

著者等紹介

郷原信郎[ゴウハラノブオ]
桐蔭横浜大学法科大学院教授。1955年島根県松江市生まれ。1977年東京大学理学部卒業。1983年検事任官(東京地検、福岡地検、鹿児島地検)。1990年公正取引委員会事務局審査部付検事。1993年東京地検検事。1998年広島地検特別刑事部長。1999年法務省法務総合研究所研究官。2001年長崎地検次席検事。2003年東京地検検事(八王子支部副部長)。9月より桐蔭横浜大学大学院特任教授を兼任。2004年法務省法務総合研究所総括研究官兼教官。2005年桐蔭横浜大学法科大学院教授(派遣検事教官)。桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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