すぐわかる 画家別 近世日本絵画の見かた

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808707910
  • NDC分類 721.025
  • Cコード C0071

内容説明

桃山時代から幕末まで日本絵画史上屈指の個性派ぞろい。天才・奇才のここが見どころ!本書は近世日本絵画の面白さをビジュアルに紹介するガイドブックです。

目次

安土桃山時代―十六世紀後半~十七世紀初頭(狩野永徳―気宇壮大な桃山時代様式の創造者;長谷川等伯―華麗な色彩を金碧画面に塗り込めた画家;海北友松―戦国武人の気合を絵筆に込めた画家)
江戸時代前期―十七世紀初頭~十八世紀初頭(狩野探幽―瀟洒淡麗な江戸時代様式の創造者;狩野山雪―心の屈折を老木の屈曲に託す ほか)
江戸時代中期―十八世紀初頭~十八世紀末(与謝蕪村―俳諧の心を筆に託す;池大雅―諸流派を吸収し天衣無縫な境地に至る ほか)
江戸時代後期―十八世紀末~一八六七年(谷文晁―関東文人画の巨匠;林十江―速筆に託す孤独な悲鳴 ほか)

著者等紹介

安村敏信[ヤスムラトシノブ]
1953年富山県生まれ。東北大学大学院修士課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務。以後現在まで、江戸美術・文化を中心として一般に身近なものとして楽しめるユニークな企画展を開催し続ける。現在、同館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fu

15
安土桃山時代から江戸時代の絵画の特色を、画家別に並べてあるのでわかりやすい。宮廷や戦国武将のオーダーによる襖・屏風などの室内装飾として発達してきた絵画、そして歌舞伎や旅など町人文化から生まれて大量生産される浮世絵。時代時代により、中国や西洋の絵画の影響を受けているのがわかる。2015/09/26

rapo

2
解説が丁寧でわかりやすかったです。久隅守景の「夕顔棚納涼図屏風」の男性の襦袢は、裸は失礼だと後代に描き込まれたものだとありますが、某テレビ番組ではそういう描き方が当時の流行りだったと解説していました。果たしてどちらなのか謎ですが、思い巡らせるのも楽しいです。2017/02/20

果てなき冒険たまこ

1
この手の羅列的な本は自分の足りない所を確認するのに最適なんだけどやっぱり浮世絵以外で面白いのは限られるなーということが確認できました。ちなみに河鍋暁斎の項で著者さん(北斎館の館長さん)がジョサイア・コンドルじゃなくてコンデルって書いてあるのにニヤッとしたのは暁斎ファンの私です。2023/07/08

鹿乃

0
狩野山雪の襖絵格好良過ぎィ…2013/01/30

fengui

0
流派はもちろん、先達の技術や知恵が伝わっていく経過が分かって面白い。 鑑賞のポイントの解説もあって非常に興味深いものでした。2012/10/28

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