すぐわかる日本の仏教美術―彫刻・絵画・工芸・建築

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808707477
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C0070

内容説明

仏教がはぐくんだ豊かな美の世界をわかりやすく、大胆によみとく。仏教美術ファン必携の案内書。テーマごとで見やすくよみやすい見開き2ページ構成。「なぜこの名作がこの時代に生まれたか」、その理由がすぐわかる。仏伝図・仏像・絵巻・曼荼羅・仏具・建築…多彩な仏教美術の見方がよくわかる。鑑賞に役立つ基礎知識が、チャート・ミニコラム・用語解説などに満載。

目次

第1章 飛鳥・白鳳時代―日本に「仏教」がやって来た!(金色の神―弥勒菩薩半跏像(東京国立博物館)
釈迦信仰の舞台装置―法隆寺金堂内陣 ほか)
第2章 奈良時代―はるかな唐への憧れと仏教による国家統一(圧倒的な量感と力強さ―薬師三尊像(薬師寺金堂)
改心した荒ぶる神―阿修羅像(興福寺) ほか)
第3章 平安時代―霊力への信仰と極楽浄土への願い(精緻で美しい密教法具―八仏種子五鈷鈴(東京国立博物館)
図式化された広大な仏教的宇宙―両界曼荼羅(東寺) ほか)
第4章 鎌倉時代―民衆のための“新しい仏教”(細部までこだわる写実性(金剛峯寺)
念仏を視覚化したアイデア―空也上人像(六波羅蜜寺) ほか)
第5章 室町時代―武士と僧の精神が深化した禅宗文化(禅宗の開祖の逸話―慧可断臂図(斎年寺)
禅僧の理想的生き方―蜆子和尚図(東京国立博物館) ほか)

著者等紹介

守屋正彦[モリヤマサヒコ]
1952年山梨県に生まれる。東京教育大学大学院教育学研究科芸術学専攻修了、博士(芸術学)。山梨県立美術館学芸課長を経て筑波大学芸術学系助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

21
日本における仏教美術の変遷を丁寧に教えてくれる本でした。日本に輸入された仏教が、定着し、倦んで、新たになりといったその都度、様々な芸術要素も変化していくというのがとても興味深い。仏像の様式が、ある天才の出現によって劇的に進んでいったり、大陸から渡ってくる最新の仏教に影響されたり、さらには密教とはそもそも何かまで教えてくれて、大変ありがたい本でした。異形の仏様は密教だと、とりあえずこの一事だけでも自分にとっては新鮮な知識でした。2017/12/15

ssコスモ

0
古来からの仏教美術の移り変わりを鑑賞しつつ解説してくれる本。難しかったが、その変遷がとても興味深いです。2020/04/18

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