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“さるぐつわ”の祖国―北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で「何もしゃべれない」のか?

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  • サイズ A5判/ページ数 478p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784807411443
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

内容説明

彼らは政府、家族会、救う会に真実を語っていない。横田めぐみ「拉致完了」無線を傍受していた公安警察。「金大中拉致は角栄が条件付事前了承」と韓国高官説。「北でのことを話すと、残留被害者が戻れない」は本当?などなど、拉致問題タブーに挑戦、万人の疑問解明。

目次

第1章 拉致問題は“元日本人”金正日の“ウラの朝鮮戦争”だ
第2章 「金大中拉致」と「日本人拉致」をつなぐもの
第3章 タブーとしての「拉致問題」
第4章 直撃・帰国者五人の“見えないさるぐつわ”
第5章 「蓮池薫が私を拉致しに来た」(元小学校教諭・横井邦彦)
第6章 「食い物」にされていった「拉致問題」
第7章 「さるぐつわ」と「拉致問題」の核心Q&A

著者等紹介

古川利明[フルカワトシアキ]
1965年、新潟県生まれ。1988年3月、慶応義塾大学文学部(仏文学専攻)卒業。同年4月、毎日新聞社入社。大阪本社社会部、高知支局、姫路支局、大阪本社社会部(東京本社政治部、高槻駐在)を経て、1994年8月退社。その間1994年には首相官邸で、毎日新聞東京本社政治部記者として、細川首相の「総理番」記者を務める。1996年1月、東京新聞(中日新聞東京本社)入社。首都圏部「TOKYO発」取材班を経て、1997年7月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

4
帰国した拉致被害者が「北での体験」、とりわけどんな仕事をしていたのかをしゃべらないことは以前から疑問でした。しゃべることが生存する拉致被害者の帰国実現につながるという著者の考えはそのとおりだと思いました。孫に会いに行きたい、でも行くことはできない。横田さんの気持ちを考えるととても辛くなってきます。拉致は、金正日のメンツ、韓国の金大中拉致事件などとも深くつながっていることがよく分かりました。生存の可能性があるのは、田口八重子さんという考えには何となく説得力があります。2011/11/06

まりも

2
複雑な利権も絡んで解決は遠い。知らなかった事実。拉致被害者の運命は過酷だ。気が滅入ってしまった2014/02/26

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