感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーイチ
36
初読。こういう物に手を出したくなるのは自分が貧乏でかつ年を取ったせいか。終わり方は成る程。これで救われる。2017/09/08
ach¡
2
三浦綾子さんの“母”(小林多喜二の母セキを描いた作品)もあわせて読んで欲しい。彼のひととなりがしのばれます。2014/12/30
こうじ
1
プロレタリア文学の代表作・・・らしいけど、どうも昔勉強しなかったせいか「プロレタリア文学」というイメージがあまりない。ワーキングプアとかブラック企業なんて単語が流行り始めて、再び脚光を浴びているのかな。昔の話のようでもあり、たしかにワーキングプアでブラック企業な内容なので、昔から変わらない普遍的な社会の暗部を表しているのかもしれない。でも、読んでいると憂鬱になるのは間違いない。2015/12/13
はっち
0
読んで、少し気分が悪くなった。。。2015/12/15
flat
0
これを読むと共産主義の理念は決して間違っていないという事が分かる。ただ、そこに人の欲望が絡む事で容易に歪んでしまう事も歴史が証明している。間違いに間違いをぶつける事で正しさを導き出す民主主義の優位性はその間違いを認めている点にあるのだろうと思う。 2012/07/13