太平洋ひとりぼっち

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太平洋ひとりぼっち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784807211210
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

理由はひとつ、「わたりたいから、わたった」
こんな単純な気分が、どうして分からないんだ…
40年前、わずか6メートル足らずのヨットで太平洋を横断した
堀江青年の〈マーメイド号〉航海記。不屈の名著、復刊!

昭和37年5月12日、午後8時45分、全長19フィートのヨットで、兵庫県西宮の岸壁から太平洋へ出港した青年がいた…。
94日後、青年の乗ったマーメイド号はサンフランシスコのゴールデンゲートの下を通過した。
『太平洋ひとりぼっち』は、その青年、堀江謙一が綴った冒険の記録。と同時に、それまでヨットでの海外渡航に対して、パスポートの発行を認めなかった日本政府の鎖国に終止符を打った「挑戦」の記録でもある。

■CONTENTS

太平洋への夢
先輩たちとヨット購入
マーメイド号誕生
周囲の猛反対
出発準備
搭載品
日本脱出
悪戦苦闘の連続
走れ、走れ!
日付変更線を超える
風なし波あり
北風よ早く来い
天測不能位置だせず
お母ちゃん、ぼくきたんやで
解説:横山 晃

内容説明

「挑戦」を忘れたニッポン人へ…40年も前に、わずか6m足らずのヨットで太平洋を横断したマーメイド号の航海記。不朽の名著、復刊。

目次

太平洋への夢
先輩たちとヨット購入
マーメイド号誕生
周囲の猛反対
出発準備
搭載品
日本脱出
悪戦苦闘の連続
走れ、走れ!
日付変更線を越える
風なし波あり
北風よ早く来い
天測不能位置だせず
お母ちゃん、ぼくきたんやで

著者等紹介

堀江謙一[ホリエケンイチ]
1938年大阪生まれ。1954年関西大学第一高等学校入学同校ヨット部入部。1962年単独太平洋横断。1972年小型ヨットによる西回り単独無寄港、世界一周。1982年4年間にわたる挑戦の末、初の縦回り、世界一周。1985年世界初、太陽電池によるソーラーボートにて単独太平洋横断。1989年全長2.8メートルの超小型ヨットにて単独太平洋横断。1993年世界初、足漕ぎボート(人力)でホノルルより沖縄まで単独太平洋横断。1996年ソーラーボート(アルミ缶リサイクル使用)にて南米エクアドルから東京まで単独太平洋横断。1999年ビール樽528個とペットボトルのリサイクル素材で建造の双胴ヨットで単独太平洋横断。2002年ウイスキー樽、アルミ缶のリサイクル素材で建造したモルツ・マーメイド3号にて単独太平洋横断。受賞歴―1963年第10回菊池寛賞。1964年イタリア・サンレモ市より「海の勇者」賞。1974年朝日新聞社より朝日賞。1998年エクアドル共和国政府よりガラパゴス諸島バルトラ島の岬が、堀江謙一船長岬と命名される。2004年マリンジャーナリスト会議よりマリン賞(特別功労賞)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかつや

7
子どもの時に何度も繰り返し読んだ本だけど、今読んでも面白いなあ。冒険というのは、それが他人の事であっても心の沸き立つ思いがする。こういう普通の人がやらないことをやってしまう無茶な人が、人類のいろんな面をブレイクスルーさせてきたのだろう。フグを最初に食べた人とか。特に好きなのは「搭載品」という章で、子どもの時からそうだった。ヨットに積んだ物を羅列しただけなのだけど、そこに個性が出る。水を極限まで減らして軽量化を図るくせに、プラスチックは口当たりが悪いと、瀬戸物の食器を選んだりするあたりなかなか情緒的でいい。2019/05/11

人間万事塞翁が馬

5
昔、ヒッチハイクでユーラシア大陸を横断した芸人さんや、自転車(原付だったかな)で日本一周した若者とかいましたが、これは凄いっすね。ヨットで太平洋横断。しかも動力は風!知識や技術が未熟な人間がやったら、かなりの確率で行方不明になって見つからなくなってしまうんではないでしょうか。恐ろし過ぎる。でも、堀江さんの約90日間の記録はユーモアたっぷりで余裕すら感じます。 人生で一度だけ、泊まりがけの1人旅を高知までしたことがありますが、宿で寂しくなって4日で帰ってきたショボい思い出があります・・。2020/03/20

Masakiya

5
「考えるヒント」を読んだら堀江健一の名前が出てきたんで読んでみた。自然に対峙するとき人は独りの裸の人間になる。この本を読んでいる自分もそんな気分にさせられた。2015/05/27

Jiemon

5
リンドバーグが大西洋を渡ったのと同じなんだろうね。危険と挑戦を天秤にかけて (本人がそこまで危険と思ったか分からないけれど)それでもやはり、"挑戦してみたい"そこには、どうしようもない魅力、興味と功名心があったはず。 大抵の人はどこかで必ず挫折するのだけれど、堀江さんは人生の全てを賭けて出港して行ったんだと思う。 大袈裟だけれど、人類の進歩もそうした、一部の向う見ずな人達が切り開いていったもの、頭だけで考えても前に進まないことって多いと思う。彼の挑戦はそうした進歩と、皆への勇気付けで素晴らしい物であった。2012/08/16

マーク

3
29 中盤以降(出発後)ヨットの技術的な内容が多く退屈。だが誇張の少ない、真面目な内容との印象。シスコ到着直後に突然終わり、で消化不良だが、解説で一部カバーされた。 2020/11/29

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