内容説明
第一作から二年、多事多難な二人。NHKで二人が取り上げられてから―、一恵は心臓の再手術から緊急再入院、美佐は障害者水泳の世界選手権参加でアルゼンチンにと、様々なことがありました。幸不幸は自分で決めるもの、病んでもなお私たちは「幸せ者」。
著者等紹介
河合美佐[カワイミサ]
1966年2月大阪生まれ。1992年多発性硬化症を発病する。発病当時は寝たきりに近い状態であった。その後、数回にわたる悪化のため入退院を繰り返す。現在、杖で歩ける距離が増え、車椅子を使う回数が減っている。2001年7月、日本障害者水泳連盟の国際大会指定強化選手に選ばれる
島田一恵[シマダカズエ]
1952年4月大阪生まれ。1984年心臓連合弁膜症と判明する。何度も入退院を繰り返す中、96年と01年と再度心臓手術(人工弁置換術)を受ける。症状は薬で抑えているが、急な動きや温度変化により体調が急変する可能性もある。また、血を止まりにくくする薬を一生服用しなければならない
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