出版社内容情報
野生狼の群れとの接触を求め、ロッキー山脈に出かけた英国人。ヒトとしてはじめて野生狼の群れに受け入れられた稀有な記録。
ロッキー山脈の森の中に野生狼の群れとの接触を求め決死的な冒険に出かけた英国人が、飢餓、恐怖、孤独感を乗り越え、ついには現代人としてはじめて野生狼の群れに受け入れられ、共棲を成し遂げた稀有な記録を本人が綴る。
序章―心の琴線に触れる
内容説明
ロッキー山脈の森の中に野生狼の群れとの接触を求め決死的な探検に出かけた英国人が、飢餓、恐怖、孤独感を乗り越え、ついには現代人としてはじめて野生狼の群れに受け入れられ、共棲を成し遂げた希有な記録を本人が綴る。
目次
特別なつながり
ノーフォークの田舎で過ごした子ども時代
窓辺にオオカミが
過ち多き青春時代
女王と国家のために
すぐそばで肌を寄せ合って
倫理性の問題
新生活への切符
ばれてしまった
どうにか生計を立てる
荒野の呼び声
持久戦
待った甲斐あり
ちいさな赤ちゃんの足音
危機一髪
ほかにやりかたがあるはず
繁殖のしかけ
板挟みになった忠誠心
家を見つける
ポーランド
ついに出会う
痛い教訓
オオカミの食べ物は身分で違う
己の身分をわきまえる
基本に帰る
家庭の大事さ
別れ別れ
同時に発生した不思議な体験
ソウルメイト
オオカミという奇跡
限界を突き破る
崩壊
私には夢がある
著者等紹介
エリス,ショーン[エリス,ショーン][Ellis,Shaun]
英国イングランド、ノーフォーク州の農場で生まれる。様々な肉体労働や厳しい軍隊生活の後、米国アイダホ州のネイティブ・アメリカン、ネズパース族が管理するオオカミの群れに交じり、仲間として受け入れられた後、野生オオカミとの接触を求めてロッキー山脈に単身、探検に出かける。野生の群れとの接触に成功し、人間として初めて2年に及ぶオオカミとの共棲を経験した。英国帰国後は自然動物園を本拠にして、飼育オオカミの養育に没頭しながら、ヨーロッパ大陸の野生オオカミの保護にも尽力する
小牟田康彦[コムタヤスヒコ]
翻訳家。1940年宮崎県生まれ。同県立高鍋高等学校、東京外国語大学卒業。東燃(株)中途退職後アルスター大学留学(MBA)。元広島国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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