バイオマス本当の話―持続可能な社会に向けて

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バイオマス本当の話―持続可能な社会に向けて

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806714354
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

長年、独立した立場でバイオマスの調査研究、政策提言をしてきた著者が、バイオマスの適切な利用と持続可能な社会への道筋を示す。

まえがき

  第1章 バイオマスの基礎知識
        再生可能エネルギーの雄、バイオマス
        フィリピンのエタノール事業――なぜ反対運動が起きたか
        よいバイオマス、悪いバイオマス
        自動車燃料よりボイラーに使え
        バイオマス利用の基礎知識

  第2章 バイオマスの持続可能性
          経済、環境、社会的持続可能性
        石油より環境に悪いバイオ燃料
        バイオ燃料の持続可能性基準
          日本のバイオ燃料導入目標と持続可能性基準
        ランドラッシュ(農地収奪)
          間接影響
          国際法上、食料へのアクセスは基本的人権
        認証制度の有効性と限界

      コラム   持続可能性とは
            お米からエタノールをつくってはいけない
            ミラクルな作物ジャトロファの実際

  第3章 日本でどう利用するか
        バイオマスで原子力の代替は可能か?
        全量買取制度(FIT)、活かすも殺すも制度設計次第
          買取対象としてのバイオマス発電の要件
          競合の問題   
          石炭混焼におけるバイオマス買取価格の問題
          輸入バイオマスの問題
        無駄になった一〇〇〇億円? なぜ日本のバイオマス政策は迷走したか
        日本で利用できるバイオマスの半分以上は森林由来
          木質バイオマスの利用拡大と林業再生   
          なぜ日本の木材自給率は低いのか   
          戦後の林業の概況
          国産材はなぜ使われないのか   
          資源危機の時代へ
          ドイツなどヨーロッパの成功
          日本の森林・林業再生の狙いをどこに定めるか
          日吉町森林組合の取り組み
        森林・林業再生政策
          林業再生と木質バイオマス利用
        「産業」になっていない日本林業
          国内の木材加工・流通の現状 
          住宅メーカーから見た国産材の加工・流通
          山元と施主をつなぐ木材コーディネーターの取り組み
          最終ユーザーからの視点
        国産材で家を建てよう
        バイオマスの「利用原則」三角形
        根本が間違っていた? バイオマスタウン構想
        薪を侮るなかれ
          木質ペレット、チップ、それぞれの強み・弱み
        廃食油は貴重な資源
        メタン発酵の虚と実
        震災復興とバイオマス
          つながり・ぬくもりプロジェクトとNPO法人「吉里吉里国」の経験
          総合的な自然エネルギー利用
          林業、木材加工、流通・マーケティングの促進
          地域の熱需要調査  地に足のついた取り組みを
        今必要なバイオマス政策
          熱政策、品質規格、安全基準、エコポイント
        今後の展望
        等身大のバイオマス利用と持続可能な社会

      コラム   オーストリアの林業とバイオマス利用
            バイオマスのマテリアル利用

     あとがき

     脚註
     参考・引用文献
     バイオマスの持続可能性に関する資料・情報源
     バイオマス関連の主な日本語の書籍
     さくいん

【著者紹介】
京都府京丹後市出身。日本大学大学院国際関係研究科修了。NPO法人「バイオマス産業社会ネットワーク」理事長。?兜x士総合研究所で10年以上、環境問題、社会問題についてのリサーチに携わる。2001年退職。1999年、「バイオマス産業社会ネットワーク」を設立、共同代表に就任。2004年、NPO法人取得にともない、理事長に就任。主な著書は、『アマゾンの畑で採れるメルセデス・ベンツ――[環境ビジネス+社会開発]最前線』『バイオマス産業社会――「生物資源(バイオマス)」利用の基礎知識』(以上築地書館、共著)、『地域の力で自然エネルギー!』(岩波ブックレット、共著)、『草と木のバイオマス』(朝日新聞社、共著)など。

内容説明

世界でも日本でも、最も多く使われている再生可能エネルギーであるバイオマス(生物由来の有機資源)。日本は今後、バイオマスをどう利用すべきか―長年、独立した立場で本テーマの調査研究、政策提言をしてきた著者が示す、バイオマスの適切な利用と持続可能な社会への道筋。

目次

第1章 バイオマスの基礎知識(再生可能エネルギーの雄、バイオマス;フィリピンのエタノール事業―なぜ反対運動が起きたか;よいバイオマス、悪いバイオマス ほか)
第2章 バイオマスの持続可能性(石油より環境に悪いバイオ燃料;バイオ燃料の持続可能性基準;ランドラッシュ(農地収奪) ほか)
第3章 日本でどう利用するか(バイオマスで原子力の代替は可能か?;全量買取制度(FIT)、活かすも殺すも制度設計次第
無駄になった一〇〇〇億円?なぜ日本のバイオマス政策は迷走したか ほか)

著者等紹介

泊みゆき[トマリミユキ]
NPO法人「バイオマス産業社会ネットワーク」理事長。京都府京丹後市出身。日本大学大学院国際関係研究科修了。(株)富士総合研究所で10年以上、環境問題、社会問題についてのリサーチに携わる。2001年退職。1999年、「バイオマス産業社会ネットワーク」を設立、共同代表に就任。2004年、NPO法人取得にともない、理事長に就任。経済産業省バイオ燃料持続可能性研究会委員、総務省バイオマスの利活用に関する政策評価に係る研究会委員、森林総合研究所外部評価委員、静岡大学農学部非常勤講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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