出版社内容情報
神社・公園とそこに植えられている樹には密接な関係がある。「代々木」の木は何の木か、など樹木を通して神社・公園の魅力を再発見。
神社・公園と、そこに植えられている樹には密接な関係がある。イチョウが信仰の対象になった理由、「代々木」の木は何の木か、など樹木を通して神社・公園の魅力を再発見。
従来の神社・公園ガイドとしての樹木解説書とは異なり、本書では神社・公園と樹木がお互いにどのように影響をおよぼしてきたのかという相互関係にまで踏み込んで解説しています。公園・神社の歴史に触れるなかで、戦争において樹木はどのような役割を果たしたのか、社叢林とは日本人にとって何だったのかなど広い知見から考察します。
【著者紹介】
1963年生まれ。森林インストラクター。農学博士。東京農工大学大学院終了後、森林インストラクターになる。著書に『森林観察ガイド』『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか』『アセビは羊を中毒死させる』(すべて築地書館)などがある。
内容説明
公園・神社の樹木を通して発見する公園と神社の歴史と楽しみ!人と樹木がどう関わってきたのかを知ると、もっと樹木がよくわかる。
目次
第1章 眠れなくなったプラタナス
第2章 戦争に翻弄されたツツジとハナミズキ
第3章 水郷の歴史を語るエノキ
第4章 江戸の大火と戦ったスダジイ
第5章 台湾からやってきたクスノキ
第6章 渋沢栄一は、なぜ公園を造ったのか?
第7章 イチョウが拝まれるようになったわけ
第8章 サクラの丘に秘められた五〇〇〇年の歴史
著者等紹介
渡辺一夫[ワタナベカズオ]
1963年横浜生まれ。森林インストラクター。東京農工大学大学院修了。農学博士。森林インストラクターとして、樹木と人間の関わりや、森の成り立ち・仕組みを解説する仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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原葉太陽