内容説明
「森の案内人」の著者が、日本の山野に自生する２８種の樹木の、多種多様な生き方、個性、魅力を楽しく解説。「常緑広葉樹」「落葉広葉樹」「針葉樹」に属する日本の樹木２８種が過酷な環境やライバルに負けず、生き残るためにとっている戦略とは？個性あふれる戦略を知ることで、樹木のことが深くわかる。生き方、競争、繁殖、死…２８の樹木のスリリングな物語。
目次
第１章 常緑広葉樹（クスノキ―若き日の試練；シロダモ―日陰に生きる知恵；ヤマモモ―助けあう関係 ほか）
第２章 落葉広葉樹（クリ―招かれざる客；クヌギ―後継者を求む；エゴノキ―生き物が集う場 ほか）
第３章 針葉樹（スギ―長寿は得なのか；ヒノキ―純木の落とし穴；コウヤマキ―伝統を固く守る ほか）
著者等紹介
渡辺一夫［ワタナベカズオ］
１９６３年生まれ。森林インストラクター。農学博士。東京農工大学大学院修了後、河川、砂防関係の仕事を経て、森林インストラクター（森の案内人）となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こしょく
0
写真や図表も多く、専門用語を使う場合も都度説明があります。 また、植物の戦略が、実社会（会社経営とか）に擬えて解り易く説明されています（まぁ個人的にはくどく感じましたが…）。入門書として宜しいのではないかと。2011/11/20
higurasias
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ちょっとセンセーショナルなタイトルとは裏腹に淡々と種類ごとの樹木の生き残り戦略について、その強みと弱みについての解説。作者はほんとーに木が好きなんだなと思ったよ。一本一本を愛でている手が見えそうな本。この本は続編だけど、最初の一冊目も買ってきた。もう読み始めた。2010/12/13
