先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806713753
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0040

内容説明

大学キャンパスを舞台に起こる動物事件を人間動物行動学の視点から描き、人と自然の精神的つながりを探る。今、あなたのなかに眠る太古の記憶が目を覚ます。

目次

イノシシ捕獲大作戦―人間動物行動学から見た“尊敬”の意味
駅前広場にヤギを放しませんか?―狩猟採集人の心が駅前通りをデザインする!
駅前に残された“ニオイづけ”はタヌキの溜め糞?―スプレーで描かれたサインの動物行動学的意味
餌は目で、ヘビはニオイで察知するヤギ部のヤギコ―Iくん・Nくんの野望と私の密かな実験
飼育箱を脱走して90日間生きぬいたヘビの話―何がヘビを救ったか?
シマリスは、ヘビの頭をかじる―私が出会った愛すべきシマリスたち
イモリ、1500メートルの高山を行く―そのアカハライモリは低地のアカハライモリとはかなり違っていた
ナガレホトケドジョウを求めて谷を登る懲りない狩猟採集人―そして私の研究室の机の周りは要塞になった
1万円札をプレゼントしてくれたアカネズミ―そのネズミは少し変わった小さな島の住人だった
野外実習の学生たちを“串刺し”に走りぬけていった雌雄のテン―どの動物も雄はけなげである
自分で主人を選んだイヌとネコ―動物たちの豊かな内面を認識すべきとき

著者等紹介

小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。専門は動物行動学、人間比較行動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

219
驚くべき動物の行動。 街にスプレー等でサインをつけるホモサピエンスの動物行動学的意味の考察、解釈が面白く。ホンドタヌキの溜め糞の動物行動学的意味と重ねるの面白い。因みに溜め糞を、今は「タメフン」と呼ぶそうな。タヌキ溜め糞のニオイを通じて情報交換をしているそうな。 社会的な迷惑行動で思い当たる事があって。マフラーを改造したバイクを乗る若いホモサピエンスのオスが居ますが、昼間の社会では気にも留められる事もなく。その反動で夜な夜な「俺を見てくれー」と悲痛な叫びを轟かせている様に思えるのね。2022/05/22

依空

93
先生シリーズ2作目。シマリスがヘビを齧るという行為に驚いたけれど、身を守る為の知恵だったのですね。こういう知らないことを分かりやすく且つ楽しく教えてくれるから、このシリーズは面白いです。更には、スプレー等を使って駅前や建物によく描かれているサインというか落書きを、狸の溜め糞と繋げて人間動物行動学を語るという、その発想と展開が素晴らしいです。あれは動物のマーキングと一緒かよ!と、大爆笑しちゃいました。そして大きさや顔の違いから5匹のナガレホトケドジョウの個体識別が出来るだなんて、生物への愛が伝わってきます。2017/03/20

美登利

84
あら?タイトルと表紙のイラストが違っているのは何故かしら。このシマリスの取っている行動にはびっくりしました。まさに身の危険を顧みずなんですね。小林先生本人も楽しんでのプロジェクト研究は学生のやる気も引き出し、読んでいて清々しい。机上の授業だけでは無いところが、この大学の一番の魅力ですね。飼い主を選ぶイヌネコの話にはうるっとさせられました。2020/01/29

ねむねむあくび♪

64
図書館の本。動物の意外な行動に驚いたり笑ったり。ユニークで面白い取り組みは、知性と柔軟な発想力の顕れですねぇ。鳥取に行って、小林先生の授業が聴きたくなりました~ヽ(=´▽`=)ノ(笑)2015/04/20

スケキヨ

61
一巻に引き続き、教授から動物+学生達への愛情にほっこりしました。教授のめくるめく野望が今後、どう広がるのか、追っかけたいです~2010/11/18

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