先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806713449
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0040

内容説明

自然に囲まれた小さな大学で起きる動物たちと人間をめぐる珍事件を人間動物行動学の視点で描く、ほのぼのどたばた騒動記。あなたの“脳のクセ”もわかります。本日も、鳥取環境大学は動物事件でにぎやかなり!

目次

「巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」―人の“脳のクセ”とコウモリ事件
ヘビが逃げた!ハムスターも逃げた!―人工空間の中の生態系のお話
イモリを採取していてヤツメウナギを捕獲したTくん―自然が発する信号に無意識に反応する脳
大学林で母アナグマに襲われた?話―神話と伝承をつくり出す“脳のクセ”
無人島に一人ぼっちで暮らす野生の雌ジカ―私はツコとよび、Kくんはメリーとよんだ
ヒミズを食べたヘビが、体に穴をあけて死んでいたのはなぜか―因果関係を把握したいという欲求
化石に棲むアリ―机の上の生態系小宇宙にひかれるわけ
動物を“仲間”と感じる瞬間―擬人化という認知様式
カキの種をまくタヌキの話―植物を遺伝的劣化から救う動物たち
飛べないハト、ホバのこと―ドバトの流儀で人と心通わすハト
鳥取環境大学ヤギ部物語

著者等紹介

小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。専門は動物行動学、人間比較行動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

359
小林朋道先生の人間動物行動学シリーズの1冊。この一連のシリーズは、鳥取環境大学の知名度とイメージアップに大いに貢献していることだろう。さて、今回のハイライトは大学の廊下で目撃された巨大コウモリ。かなり珍しいオヒキコウモリであったらしい。キャンパスおよび周辺のマップも付されているが、確かになかなかにいい環境。つまり、面積の割には環境の要素が多彩なのだ。もちろん、そのための努力がはらわれた結果である。動物や虫が怖いという人には向かないかも知れず、その意味では一部の学生を獲得し損なう可能性もあるのだが。2022/05/12

mae.dat

211
バイオフィリア-生物の習性に惹きつけられる心理的傾向。生物あるいは生命システムに対する愛情。知らんかった。今回はこの言葉だけでも覚えて帰ろう。うん。儂にもバイオフィリアはあるのやろうか。動物の生態に関心は人一倍ある方だと自認する所です。安全な場所から見るのは好きですが、直接触れるのは苦手なんですよ(´๑•_•๑)。タヌキをGPSで追尾する作戦。サービス料が高いのは時代やね。今はログ取りまくりのウハウハでしょうか?本書は楽しくて一気読み。まだまだシリーズがあるそうですので、楽しんで行きたいです( ¨̮ )。2022/05/15

nico🐬波待ち中

97
動物生態学が専門の鳥取環境大学・小林朋道教授が描く、ほのぼのどたばた騒動記。この教授にかかるとヒトも動物。大学内や大学周辺にいる動物達は勿論、学生達の観察もとてもユニークで、確かに私もヒトであり動物なんだ、と改めて認識させられた。教授の、ヒトを含めた全ての生き物に対する愛情が感じられ、温かい眼差しで見守る姿勢にほのぼの。大学内でヤギがのびのびと暮らしたり(ヤギ部もある)、コウモリ等普段馴染みのない動物にも遭遇したりして、ここの学生達はめったにできない経験ができて楽しいだろうな。ヤギコには一度逢ってみたい。2020/06/29

依空

89
先生シリーズ1作目。鳥取環境大学にて動物行動学・人間比較行動学を専門に教えている小林教授の動物騒動記です。ヘビを見つければ反射で捕獲し、ヘビに指を呑まれそうになると脂汗をかきながらも貴重な体験をしたと喜び、机の上にアリの生態系小宇宙を形成して満足に浸る先生のエピソードには驚くばかりです。本当に根っからの動物好きで研究好きなんだなとしみじみと思いました。大学とその周辺を舞台に起こる動物事件の数々はどれも面白いですが、そこから人と自然の関りも語っているところが流石先生ですね。小林先生の授業を受けてみたいです。2017/02/15

美登利

82
結婚してから自然豊かで温暖な里山に住んでいるので、野生動物は見かけます。動物が大好き!と言うほどではないのですが、好き嫌いは超越してると言うか。蛇も虫も居るのは当たり前なので仕方ないし、特に怖がりません。動物の番組を見たり本を読むのは好きです。鳥取県だけではなく日本海側はほぼ行ったことがない(新潟だけはある)ので、厳しい寒さや日照時間の短さなど体験したことがありません。まだ元気に動けるうちに行ってみたいなと思っています。小林教授の温かい語り口が楽しく学生たちとの交流でその親しみ易さが表れてますね。2020/01/26

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