200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート

個数:

200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年04月26日 17時30分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806712497
  • NDC分類 615
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【著者からのメッセージ】
 石油や食料、生活物資のほとんどを外国に依存する国で、それらが突然途絶するという事態に直面したら一体どうなるか?なにやら日本の将来を暗示させるような逸話ですが、この不幸な事態が、ソ連崩壊とアメリカの経済封鎖の強化により、キューバの首都ハバナでは現実化しました。
 大量の餓死者を出しかねない非常事態を前に、カストロが採択したのが都市農業。市民たちは手に手に鍬をとり首都を耕すことで、この危機を乗り切ったのです。しかも、自給は、自然エネルギーや東洋医学の利用など多方面にわたりました。
 世界でも前例のない自給する都市という巨大な実験がなぜ10年という短期間で成功しえたのか?本著は、転換の鍵を担ったキーマンへの取材を通じて、行財政改革、NPО、コミュニティ、環境教育など「社会システム」の面から、その秘密に迫ってみました。
 サルサを踊りながら、陽気に危機に挑戦していったハバナっ子たちの姿は、私たちにもきっと元気を与えてくれるに違いありません。    吉田太郎

内容説明

有機農業、自転車、風車、太陽電池、自然医療…エコロジストたちが長年、夢見てきたユートピアが、現実のものとして、国家規模でカリブ海に突如として出現した。ソ連圏の崩壊とアメリカの経済封鎖により、食糧、石油、医薬品が途絶する中で、彼らが選択したのは、環境と調和した社会への変身だった。日本の不況を上回る未曾有の経済崩壊の中で、エネルギー・環境・食糧・教育・医療問題を、彼らはどう切り抜けていったのか。貧しくとも陽気に、助け合いながら、国家存亡の危機へ挑戦していった人びとの歩みから見えてきたのは、「自給する都市」というもう一つの未来絵図だった。キューバから見えてくるこの未来図は、私たちにもきっと、大きなヒントと元気を与えてくれるにちがいない。

目次

はじめに キューバへのプロローグ
1 食糧危機を救ったキューバの都市農業
2 園芸都市ハバナ、かく誕生せり
3 緑の都市を目指して
4 持続可能な都市を可能とする仕組みづくり
5 21世紀の都市は園芸化する

著者等紹介

吉田太郎[ヨシダタロウ]
1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒。現在、東京都産業労働局農林水産部勤務。有機農業や環境保全は学生時代からの関心事。東京都の農政業務に従事するかたわら、週末は、埼玉県秩父の山林を自ら整地し、パソコンを鍬、鋤に持ち替える。社会制度や経済など広い視野から「業」としての農業ではなく、持続可能な社会を実現しうる「触媒」としての「農」のあり方を摸索している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにゅ

0
医療といい農業政策といい、独特の国ですね。2007/02/18

在賀耕平

0
おもしろかった。ブログにちゃんと書こう2011/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20696
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。