小桜姫物語―霊界通信 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806312543
  • NDC分類 147
  • Cコード C0011

内容説明

死を往生、往いて生まれることと知っていたのはわれわれの祖先の純一な魂であった。これは浅野多慶子夫人を通じて守護霊小桜姫が語った霊界の種々相。わが国における記念碑的な霊界通信である。

目次

その生立
その頃の生活
輿入れ
落城から死
臨終
幽界の指導者
祖父の訪れ
岩窟
神鏡
親子の恩愛
守刀
愛馬との再会
母の臨終
守護霊との対面
生みの親魂の親
守護霊との問答
第2の修行場
龍神の話
龍神の祠
龍宮へ鹿島立〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

加納恭史

17
さて、一つの山場は三十六「弟橘姫」。今度は日本の歴史に残る、大和武尊(やまとたけるのみこと)のお妃の弟橘姫の物語。小桜姫と弟橘姫には不思議な因縁があった。小桜姫の三浦家の領内には弟橘姫の社があった。そこは婦女(おんな)の鑑(かがみ)として知られる弟橘姫の霊場であった。龍宮城で小桜姫は弟橘姫が玉依姫の末裔―御分霊を受けた方と聞いて、むしょうに弟橘姫に会いたくなり、龍宮城でも会う手引きをされ、一人で野を越え山越えして弟橘姫の住まいの修行場に向かう。会うと弟橘姫は年齢は二十四、五で細面の大そう美しい御器量。2024/01/25

加納恭史

16
かなり前に読んだ小桜姫物語が正確にはこの本かは定かでない。もう中古本しかなく、アマゾンで発注したが、目下はユーチューブしか目にできない。ユーチューブでは小桜姫物語の他に「新樹の通信」がある。浅野和三郎はスピチュアリズムの大家であるから世の中の信憑性が高いかどうか。まあ昭和時代の研究であるから、一時は人気があったが、今はどうなのか。浅野和三郎の奥さん多慶子が著名な霊媒であり、霊界を霊視したことから研究が始まった。やがて彼女は彼女の守護霊の小桜姫が自分の物語を語る。その前に早世した息子との新樹の通信があった。2024/01/20

加納恭史

13
四十八、「妖精の世界」。指導役のお爺さんが小桜姫を草や木にも精・・つまり魂があると語る。その妖精たちと引き合わせる。その妖精とは無邪気な姿も可愛らしい。敵意を示すと、怖がり姿を消す。人間界で妖精の姿を見るものは無邪気な小児に限られる。小桜姫が引き合わされのは、松竹梅の精や銀杏の精。梅の精は良い芳香を与える。ある神社では銀杏の木が神木として飾られる。小桜姫は天狗の世界、龍神の世界、妖精の世界を見せられた。いわば自然霊の世界。それから小桜姫は第三の修業場に行く。そこは瀑布(たき)の側。最後に瀑布の白龍を見る。2024/02/01

加納恭史

12
小桜姫は第一の修行場から第二の修行場に移り、現世の無念の夫婦の悲惨な最後の怨み、つらみも少し薄いで、精神統一の生活の中でも龍宮城の乙姫様に会いたい念が強まると、お爺さんが龍宮城へ案内してくれる。二人で龍宮街道を歩いて行くと山の景色から下り、砂丘にでる。そこから白砂の海の入江に出る。美しく景色に小桜姫はうっとり。そこからお爺さんはいなくなり、小桜姫は龍宮城の門を通過し、龍宮城の前に立つ。そこには唐風の御殿がある。小桜姫が出迎えの小娘に声をかけ、龍宮にに案内される。そこは理想郷でその世界の見事な休憩場である。2024/01/23

アカツキ

6
足利時代末期のある城主の息子に嫁いだ小桜姫。しかし、戦で城は落ち、夫を失い、親切な人々によって匿われるも心労で…。そんな彼女が語る霊界のお話。最初の頃は現世との違いや愛馬との再会など微笑ましいが、しばらくすると龍神や天狗の生態の紹介、最終的には神社の主となって神様修行をする話に。おとぎ話のような不思議さ面白さがたっぷり詰まった本。2019/04/10

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