出版社内容情報
東大の世界史の入試問題は、語句に関する基本的な知識に加えて、「広く深い」理解が求められている。一つの出来事が、現代世界を形成するに至るまでにどう辿ったかという理解が得られる「ディープ」な入試問題の数々から、グローバル化する現代に生きる上で知っておきたい世界史の知識を学べる一冊。
目次
第1章 地球まるごと世界史(“世界史の要衝”エジプトを通過した5000年という時間(01年度・第1問)
弾圧と迫害のなかでキリスト教が広がっていったのはなぜか?(78年度・第3問) ほか)
第2章 中華文明ワールド(朝鮮王朝が禁止したハングルを福澤諭吉が復活させた背景とは?(04年度・第3問)
近世の東アジアは倭寇のおかげでまとまった?(92年度・第3問) ほか)
第3章 キリスト教文明ワールド(4世紀末にオリンピアの祭典が中止になった理由とは?(00年度・第3問)
イタリア統一の陰の功労者はマキァヴェリだったのか?(10年度・第3問) ほか)
第4章 イスラーム文明ワールド(10世紀のイスラーム世界の「天皇・征夷大将軍」問題とは何か?(93年度・第2問)
19世紀オスマン帝国のタンジマートがめざしたものは何か?(99年度・第3問) ほか)
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、代々木ゼミナール世界史講師となる。衛星放送(サテライン)で「東大世界史」「早慶世界史」の講座を担当。現在「Y‐SAPIX東大館」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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