内容説明
中国の不動産バブル、新興国のマネー流入、MENA(中東・北アフリカ)のクーデター、そして、東日本大震災…世界経済の危機はすぐそこに迫っている。
目次
第1章 東日本大震災とこれからの日本経済(東日本大震災が日本の金融マーケットに及ぼした影響;阪神・淡路大震災の3倍の経済損失 ほか)
第2章 中国発のバブル崩壊はあるのか?(好調な中国経済のリスクは不動産バブルの生成と崩壊;中国でおカネがダブついた3つの理由 ほか)
第3章 巨大バブルが形成されつつある有力新興国(香港で不動産バブルの懸念が浮上;バブルを防ぐために印紙税率を引き上げた香港政府 ほか)
第4章 先進諸国の量的金融緩和政策の弊害(バランスシート調整の問題を抱え込んだ米国経済;日銀とFRBの量的金融緩和政策の違い ほか)
第5章 中東・北アフリカ(MENA)に忍び寄る「過剰流動性」と「ジャスミン革命」(原油価格が高騰している理由;原油高にも「過剰流動性」の影 ほか)
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
BRICs経済研究所代表。エコノミスト。同志社大学大学院非常勤講師。1971年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員になる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア研究所(シンガポール)に出向後、生保系シンクタンクに移籍し、主任エコノミストとしてアジアやBRICs諸国についての論文を数多く発表する。2005年7月より現職。専門は、日米経済、アジア経済、BRICs経済、労働経済、地下経済と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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