内容説明
仕事や年齢、住んでいる場所に縛られずに、家族や友人との時間を優先して生きるイギリス人。彼らはいくつになっても行動力を失わずに、好きなことを追求しながら暮らしています。たとえ一人になっても、安易に人やモノに頼らないことは楽しい。そんな豊かなイギリス流のライフスタイルを見習って、これからの人生を前向きに楽しんでいきませんか。
目次
第1章 仕事とお金はスローライフから生まれる
第2章 毎日の楽しみをたくさん発見する
第3章 「若さ」という呪縛を断ち切ろう
第4章 仕事を辞めて次にすること、できること
第5章 好きな人たちに囲まれてずっと暮らすために
第6章 あてにしない生き方を実践する
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生まれ。大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。その後、世界90カ国に流通する外国人向け情報誌を創刊。28歳で出版社を立ち上げ、イギリスの生活情報誌『ミスター・パートナー』を発行し、現在同誌編集長。ザ・ナショナル・トラストブランド顧問。海外特派員協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
9
《私‐図書館》日本では、難しい生き方かも、しれない。でも、こんな生き方や考え方もあるというのは、収穫でした2012/10/29
ライナス
9
イギリス流晩年の暮らし方を紹介。モデルになっているのは素晴らしい方々だが、若い時からの蓄えや自立があった。社会的な背景も日本とは違うが気持ちを豊かにという所を参考にしたい。2012/06/27
ベランダ
5
パラパラ読み。スローライフ、毎日の楽しみとしてのウォーキング、年齢にこだわらない、パートナーシップ、コミュニティとのかかわり…、仕事・年齢・場所にとらわれない英国流の生き方が紹介されている。身近な人と最後の瞬間まで気持ちよく一緒にいられるために、自分の人生を人頼みにせず自分が自立している必要があるというのは、よくわかる。精神的な自立があって頼りあえる。あてにしてないけど、大好きな人達と一緒にいることを選んでいるという感じかなあ。2016/11/04
あんず
4
弱い自分に”あてにしない生き方”が必要だなと、読んでみました。イギリス流の生き方や人生感を良いなぁと思いましたが、この本を読んでいて、逆に日本人的な物の考え方や周りの人との接し方が決して全てダメではない、外国の方が感じる”日本人”より深い意味もあると感じました。私は海外に滞在していた時ほど、自分が日本人で、日本が好き、日本を知りたいと実感していました。もっと、もっと柔軟に色々な国の良い所を知りたいなぁと思いました。この本で感動したのは、フレディ・マーキュリーの創った”他人同士の家族”のところでした。2011/01/05
さみこっこ
3
家にあったので読んでみた。「イギリスって素晴らしいでしょ?」節をとても強く感じて読み?苦しかった…。イギリスの生活が紹介されていて、とても参考にはなったけれども、日本も素晴らしいところもあるんだけどなぁと思わずにはいられなかった。2011/06/14