内容説明
困難な時代に、アメリカと世界に希望を与えたオバマの“Yes We Can.”の全容を解明する。
目次
プロローグ オバマ勝利の背景とその意義
1 バラク・オバマ勝利の演説(原文・対訳・語句・解説)
2 バラク・オバマとはどういう人物か
3 アメリカ大統領選の仕組み
4 大統領選における演説の役割とオバマの演説の特徴
5 オバマ勝利の演説をより深く理解するためのバックグランド
付録 オバマ勝利の演説の英文全文
著者等紹介
バーダマン,ジェームス・M.[バーダマン,ジェームスM.][Vardaman,Jr.,James M.]
1947年、アメリカ、テネシー州生まれ。ハワイ大学アジア研究専攻、修士。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つーちゃん
6
ちょっと前にバイデンさん勝ったし読んでおこうかな、と思い手に取った。前半はスピーチが英和で紹介され、後半はアメリカの大統領選やオバマさんの半生、黒人差別の歴史などがコンパクトにまとまっている。日本において、素晴らしいスピーチを聞かせられるリーダーはいるのだろうか。2021/11/06
tk
0
良かった2009/04/03
creatoyama
0
この本は、オバマ大統領が2008年に大統領に選出された時の演説の内容から始まる。史上初の黒人大統領だが、純粋な黒人ではなく様々な人種との関わりがある。ブッシュ大統領が行ったアフガン、イラク戦争やサブプライムローンなどの危機に対して分断ではなく国民みんなで乗り越えるように求める演説の内容であり、理想的に感じる。しかし、その後のトランプ大統領は国民を分断させ、歯車が狂わされた結果が現在の世界情勢である気がする。そんなトランプですら選挙で落とされたが、権力者を下ろせない国の国民は何に理想を感じているのか?2023/03/19