内容説明
本書は、「プロ野球をとことん面白くする人々―阪神ファン」に焦点を当て、彼らに取材や大量のアンケート調査を試みて、「なぜ、阪神ファンはあんなに楽しそうなのか」「どうしてタイガースはこんなに愛されるのか」を追究したものである。阪神ファンの悲喜こもごもの名言、迷言に球場での面白ヤジからキモチをつづった川柳の傑作までを集めて阪神ファンのココロ、思考、生きざまを研究・公開し、さらに阪神劇場の大舞台である甲子園球場のチカラについて考えている。
目次
1章 阪神タイガースは人生の縮図
2章 トラキチもうなる面白ヤジ迷言珍言集―球場に行くもうひとつのお楽しみ
3章 阪神名物・助っ人外国人列伝
4章 阪神ファンが溺愛した歴代選手たち
5章 猛虎魂の超英才教育
6章 トラキチオヤジたちの遺言集
7章 阪神川柳に見るファンのキモチ
8章 甲子園―聖地のチカラ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モンブラン
2
全国の虎党のバイブルと言っても過言ではない一冊。現在球団はダメ虎ロードまっしぐらですが、これを読んで「勝っても負けても最後まで応援するのが阪神ファン」だと肝に命じ、応援の活力にしましょう。トラキチは生涯阪神一筋や!2012/08/09
34
1
大体思っていることは同じなんだなと深く頷きながら読んでいた。私もそう、そんな阪神が好きなんだと。
きら
1
プロ球団の中でもトップクラスの人気を誇る阪神タイガース。なぜ、「トラキチ」たちは熱狂的にタイガースを愛するのか? 阪神ファンや選手にまつわるおもしろエピソードなどを詰め込んだ猛虎魂溢れる本。 贔屓球団が負けた時でも、これを読めば物凄く癒される。トラキチたちの言動は、野球の楽しみ方の原点なんだ、きっと。勝とうが負けようが、精一杯楽しんだもん勝ち、そのバイタリティは見見習いたい。ダメ外人列伝が楽しすぎる。去年のメンチにも散々笑わせられたけど…もう完全に、ネタとしてフロントぐるみでやってるとしか思えないレベル。2011/06/06
miwakawa
1
読み終わった後、ダンナ(親の代から阪神ファン)に「笑えるで」と渡すと、一気に読んで「これは笑える本やない、泣ける本や」とおごそかに言い渡された。2009/09/05
ぱちょ
0
阪神ファンの熱さ大好き。全国どこにでもいる阪神ファンのパワーを感じました。2011/08/13