内容説明
知りたいことがすぐわかる。豊富な図解でポイントすっきり。“第三の財務諸表”の読み方・作り方・活用の仕方。
目次
第1章 キャッシュフロー計算書の基本を押さえよう(キャッシュフローとは“現金などの増減”―現金・預金および現金同等物の増加・減少を一会計期間で示したものがキャッシュフロー計算書。;キャッシュと利益の違いを押さえよう―キャッシュと利益の違いはお金のやりとりとモノのやりとりが同時でないことから生じる。 ほか)
第2章 営業キャッシュフローを理解しよう(本業で獲得したキャッシュの増減を示す―企業が本業によって、一年間で生み出すことのできた現金・預金と現金同等物の量を表わしている。;営業キャッシュフローを把握する方法は二つ―直接法と間接法があるので企業はどちらか一つを選んで営業キャッシュフローを把握する。 ほか)
第3章 投資キャッシュフローを理解しよう(企業の投資政策を表わす―固定資産の取得・売却、資金の貸付け・回収、有価証券の取得・売却などが主な取引項目となる;(作り方)投資キャッシュフローを把握する―固定資産の増減と減価償却費の調整が投資キャッシュフローを求めるときのポイントに。 ほか)
第4章 財務キャッシュフローを理解しよう(財務キャッシュフローは営業、投資を補う―資金が不足した場合にどのように資金調達し、どのように返済したかを示すキャッシュフロー。;借入金の増減は安全性を反映している―資金調達の難しい時代。借入金の増減を強く意識し、銀行依存型の経営に訣別する必要性大。 ほか)
第5章 キャッシュフロー計算書はこう活用しよう(自由資金比率に注目して企業を分析しよう―フリー・キャッシュフローがプラスの会社の優良度合の分析には「自由資金比率」を見る。;自由資金比率で資金体質を把握できる―「自由資金比率」はキャッシュの流れから会社の資金体質を把握する新しい経営指標。 ほか)
著者等紹介
天野隆[アマノタカシ]
株式会社FPステーション代表取締役。税理士法人思援代表社員。公認会計士、税理士、CFP。1951年東京生まれ。73年公認会計士2次試験合格。74年慶應義塾大学経済学部卒業。85年株式会社FPステーションを設立し、代表取締役に就任。公認会計士としてはもちろん、自ら経営者として常に自社のキャッシュフローに気を配り、その経験から得たノウハウを経営者に伝授している。また、決算書に関する実務担当者等向けの研修テープ(カセット、ビデオ、CD)は、ポイントをおさえたそのわかりやすさには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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