「ありがとう」の伝説が始まる時―あと一歩、お客様の心に近づく。感動のサービスはそこから生まれる。

渡辺 美樹【著】

中経出版（2004/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 207p／高さ 20cm
• 商品コード 9784806121237
• NDC分類 673.9
• Cコード C2034

出版社内容情報

ワタミフードサービス社長が社員に宛てた熱いメッセージ集。感動のサービスを実現するためにどんな努力を続けてきたかが伝わる本。

内容説明

地球上で一番たくさんの「ありがとう」を集めるグループになろう―このミッションを一日に何回も考える。それぞれの事業が「ありがとう」を集める方向に進んでいるか、一日に何回も考える。ワタミの店がありがとうを集めるにはどうしたらいいか。美味しい商品、心のこもったサービス、清潔な店内…これらのことが重なり、お客様は「こんなお店があって本当によかった、ありがとう」と感じてくださる。「ありがとう」を集めようと思ったら、まず働いている私たちの心を「ありがとう」でいっぱいにしよう。自分以外のすべての人に「ありがとうの心」を持つことから始めたい。

目次

１　もう一歩、あと五センチ、お客様の心に近づこう（三〇〇店舗キャンペーン；目玉商品は人　ほか）
２　やり抜け、迷うな、鈍になりきれ！（ブランド；「夢」を追い、「夢」をカタチに　ほか）
３　仕事と思うな、人生と思え（一朗君の夢；三万円の人生　ほか）
４　その行動はワタミらしいか？その仕事はワタミらしいか？（手づくり厨房（集中仕込みセンター）、そしてＩＳＯ９００１へ
ワタミファームに吹く風　ほか）
５　地球上で一番たくさんの「ありがとう」を集めるために（既存店一〇〇％への戦いが始まった；経営について私が今考えていること；リサイクルセンター稼動へ；ワタミメディカルサービス誕生）

著者等紹介

渡辺美樹［ワタナベミキ］
１９５９年神奈川県生まれ。明治大学商学部卒業。１９８４年、「つぼ八」のＦＣ店オーナーとしてスタート。驚異的な経営手腕を発揮し、２０００年３月に東証一部上場を果たした。現在、「和民」、「坐・和民」、「和民市場」、「和み亭」、「ゴハン」、「然の家」、「わたみん家」、「Ｔ．Ｇ．Ｉ．Ｆｒｉｄａｙ’ｓ」などグループ合計で４３０店舗を展開。外食分野以外の「環境」「農業」「教育」「介護・医療」の分野にも進出。２００３年「学校法人郁文館学園」の理事長に就任。２００４年「医療法人幸会喜多病院」の副理事長に就任し、病院経営に参画。ＮＰＯ「スクール・エイド・ジャパン」の理事長でもある。２００４年１０月に日本経団連理事就任。企業小説『青年社長』（高杉良著・ダイヤモンド社）の実在モデルとしても有名
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[ジェンダー]

業界は違うけれど読んで見て普段何気なくやってることがいかに重要か再認識ししました。こういったお客さんの声というのは一部だと思いますがなかなか伝わって来ないですけど挨拶としかちょっとした気遣いが出来る出来ないかでクレームになるかならないかの物差しなのかと思いました。あまり外食をしないので店員さんの対応など気にした事はないですけど普段コンビニとかでもそういった所を気にしてみるとまた自分の仕事のやり方や考え方も変わるのかなぁと思いました。でもトップの考えが素晴らしくても末端まで浸透させるのは難しいと思いました。

2014/04/15

[Hiroki Nishiyama]

○○と思うな！人生と思え！お客さまの心の置場を見ているか？我々は作業をしているのではない。心を表現するために行動しているのだ！ワタミさんは心を題材にした著書が多く、勉強になります。

2010/09/15

[RIE5]

仕事に対するモチベーションが高まる。ワタミと同じ業界に限らず、働く人なら読むべきだと思う。社員向けへのメッセージだが、汎く通用する内容です。

2010/11/27

[ナックス]

「ありがとうをたくさん集めることで、自分のありがとうがいっぱいになることで、たくさんのありがとうが集まる」人と人の繋がりを大切にこれからも生きていきたい。明日死ぬかもしれない。それはわからないから、今が輝く！

2012/11/02