医者が末期がん患者になってわかったこと―ある脳外科医が脳腫瘍と闘った凄絶な日々

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医者が末期がん患者になってわかったこと―ある脳外科医が脳腫瘍と闘った凄絶な日々

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806111146
  • NDC分類 916
  • Cコード C0047

出版社内容情報

脳外科医として、多くの患者の命を救ってきた著者。その彼を突然襲った悪性脳腫瘍。彼は壮絶な闘病生活のなか、専門医がガンになって初めてわかったことを書き綴った。多くの人に感動を与えた話題の書。

内容説明

将来を嘱望されたエリート脳外科医がある日突然ホープレスな崖っ淵に立たされて…。死の恐怖、激痛、闘病の苦しみ、妻の愛、幼い娘への想いを赤裸々に綴った執念の手記。

目次

第1章 脳外科医が脳腫瘍になったとき
第2章 脳外科医への階段
第3章 逡巡の日々
第4章 患者になって初めてわかったこと
第5章 運命の日
第6章 回復
第7章 再発
第8章 最後の挑戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SHINO

2
たしか、かなり昔に読んだけど再読してみた。序章にある、患者の痛みを知識としては理解できているつもりでしたがじつはほとんどわかっていなかったこと。また医者のなにげない一言やしぐさでどれほど患者さんの心か揺らぐものなのかということ。さらには病院の医療がいかに医療サイドの都合で決められているかということ。これらは実際に患者として病院にかからなければ実感できないんだろうな。これだけ病気が何人に一人とかゆわれてる時代でも医者が実際にがんになるのは少ないのだろうな。もう少し医者ががんや他の病気になってみれば治療がどれ2013/11/09

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

1
著者である患者自身が脳外科医なので、悪性脳腫瘍の大変さがよく分かる。続編も出ているらしいので、今度そちらも読んでみたい。2008/12/26

パファ

0
脳外科医が悪性の脳腫瘍になってしまってからの日記+その頃の出来事や思いをつづった闘病記。専門用語を使ったりしているが、とても読みやすく、患者となってからの気持ちがひしひしと伝わってきました。余命1年と宣告され3度の手術を乗り越えてもなお乗り越えることができない。医療の限界・・・。 また、機会があれば読みたい。2015/05/18

adkrsh

0
脳腫瘍に冒された脳外科医の闘病記。 患者になって実感したことから、患者のQOLを保つべく医療に求められる「気づき」を著したもの。 たとえば、 ・アトロピン後の苦痛な口渇 ・長時間の検査が患者に与えるストレスについて ・バルーンカテーテルの不快さ ・患者の精神的ケア(たとえば鬱、入院ストレス)への精神医学的な介入の必要性 ・苦い、量が多い内服薬のうっとうしさ 自分の立場になってみないと気付かないこれらのことを念頭に置くことで、患者に対する共感を強くでき、患者に寄り添った医療に近づく。かも。2012/07/15

しっぽちゃん

0
▲1998/01 将来を嘱望されたエリート脳外科医がある日突然ホープレスな崖っ淵に立たされて…。死の恐怖、激痛、闘病の苦しみ、妻の愛、幼い娘への想いを赤裸々に綴った執念の手記。

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