目次
1 司馬遼太郎―その洞察(「日本とは何か」を描いて現代にロマンと志を甦らせるベストセラー作家)
2 神吉晴夫―その感性(天才的アイデアで光文社を育てあげ子供から老人までカッパのとりこにした男)
3 小林一三―その達見(「起業」をベストセラー化し、現代の企業家たちにビジネスの原型を示した男)
4 正力松太郎―その闘志(読売を建て直し日本最大部数の新聞に仕立て上げ、プロ野球を創り、テレビ事業を起こしたファイター)
5 鳥井信治郎―その着想(世界を酔わせた男、来るべき洋風化を予見して、日本で初めて国際ウイスキーの製造に成功したベストセラーマン)
6 松下幸之助―その大望(10年先、20年先を考えて「ナショナル」と「松下」をベストセラーにした男)