内容説明
『ホリー・ガーデン』と『流しのしたの骨』。「女を傷つけることができるのは女だけ」という女同士の友情、殺したら骨は「流しのした」に隠すという殺意と隠蔽をえぐった総力討論。
目次
1 『ホリー・ガーデン』(果歩における異性愛の位相;静枝における異性愛の位相;「タブーが多くて厄介」な関係;“ホリー・ガーデン”とは?)
2 『流しのしたの骨』(夫婦の詩と真実;しま子と律の位置;家族システムの功罪;“流しのしたの骨”とは?)
3 『ホリー・ガーデン』
4 『流しのしたの骨』―家族のリアリティのありか
著者等紹介
酒井英行[サカイヒデユキ]
1949年岡山県に生まれる。1976年早稲田大学大学院文学研究科(日本文学専攻)修士課程修了。現在、静岡大学(人文学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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