江國香織―“ホリー・ガーデン”

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806047360
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1095

内容説明

『ホリー・ガーデン』と『流しのしたの骨』。「女を傷つけることができるのは女だけ」という女同士の友情、殺したら骨は「流しのした」に隠すという殺意と隠蔽をえぐった総力討論。

目次

1 『ホリー・ガーデン』(果歩における異性愛の位相;静枝における異性愛の位相;「タブーが多くて厄介」な関係;“ホリー・ガーデン”とは?)
2 『流しのしたの骨』(夫婦の詩と真実;しま子と律の位置;家族システムの功罪;“流しのしたの骨”とは?)
3 『ホリー・ガーデン』
4 『流しのしたの骨』―家族のリアリティのありか

著者等紹介

酒井英行[サカイヒデユキ]
1949年岡山県に生まれる。1976年早稲田大学大学院文学研究科(日本文学専攻)修士課程修了。現在、静岡大学(人文学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

春雨

5
再読。果歩派です。静枝は自分の否や悪い意味で変わってしまった自分の性格をずるくなかったことにするけど、果歩は自分の否も駄目なとこも確信犯的に肯定してる分マシな気がする。何にせよ多からず少なからず女同士の友情にはこういう部分必ずある。面白い。このひとの本の中で一番好きです。2009/11/30

Boobo

2
一番好きな作品 あーでも神様のボートも同じくらい好き 登場人物の日常が、それぞれたまらない 2020/09/21

xyuch1x

0
◇◇◇◇◇2010/12/05

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