内容説明
村上春樹のパラレル・ワールドの相関関係の謎を、“やみくろ”“一角獣”“影”“壁”などのキー・ワードを駆使しながら読み解いた壮大な白熱討論。
目次
1 身体への眼差し
2 やみくろについて
3 「ハードボイルド・ワンダーランド」に残したもの―「私」の部屋の意味
4 作品に出てくる唄、音楽の役割について
5 登場人物達の関係性について
6 「影」はどのような存在か?
7 金色の獣、一角獣について
8 記憶する/されることの意味
9 漱石を超えた春樹?
著者等紹介
酒井英行[サカイヒデユキ]
1949年岡山県に生まれる。1976年早稲田大学大学院文学研究科(日本文学専攻)修士課程修了。現在、静岡大学(人文学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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