詩のカテドラル―鷲巣繁男とその周辺

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806046790
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C1095

内容説明

戦後詩に光芒を放つギリシャ正教徒詩人の高邁な精神。小川国夫、斎藤磯雄、沢村光博、渋沢孝輔、白川静、高橋睦郎、三好豊一郎との魂の交感を探り、忘却の彼方から詩人の姿を現代に甦らせる注目の随想・評論集。

目次

聖化された言葉―沢村光博と戦後宗教詩の水脈
焼け跡の宗教詩人たち―沢村光博とカトリック詩人会
詩人の友情―沢村光博の手紙
受け継がれる精神―ライサ・マリタン著『あるカトリック女性思想家の回想録』
礎石としての漢詩文―鷲巣繁男と斎藤磯雄
宗教と文学―鷲巣繁男と小川国夫
交差する軌跡―鷲巣繁男と沢村光博、三好豊一郎
詩人の生涯―詩歌逍遙游第一『記憶の泉』
詩人と宗教―詩歌逍遙游第二『聖なるものとその変容』
詩人の交友―詩歌逍遙游第三『ポエーシスの途』〔ほか〕