内容説明
白昼に翳る滅びの国のファンタジー。今は滅びゆく幻の国々、やさしさにみちた破天荒な夢の世界、甦る軽妙な妖精達、惜しまれて他界した「偉大な大人の童話作家」がその絶頂期に残していった美しくも哀惜にみちたファンタジーの数々を集大成。
著者等紹介
香山滋[カヤマシゲル]
明治38年7月東京生れ。大蔵省に勤める傍ら『宝石』(昭和21年)の第1回懸賞探偵小説に応募、処女作「オラン・ペンデクの復讐」が当選、続いて「海鰻荘奇談」で第1回日本探偵作家クラブ新人賞を受賞した。怪物映画の先駆「ゴジラ」で有名である。1975年2月心不全のため逝去した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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