内容説明
手話通訳の基礎知識、聴覚障害者の暮らし、手話活動のはじまりと今…手話通訳のすべてがわかりやすく学べる。
目次
第1章 聞こえないってどんなこと?(聴覚障害のある人の暮らし;耳のしくみと聴覚障害 ほか)
第2章 あなたも手話通訳にチャレンジ(手話活動とろうあ運動;わが国の手話通訳制度はどうなってる? ほか)
第3章 よりよい手話通訳をめざして(手話通訳を依頼されるみなさんへ;手話通訳者が健康に働くために)
参考資料(“参考”手話通訳の報酬および交通費;聴覚障害者情報提供施設 ほか)
著者等紹介
石野富志三郎[イシノフジサブロウ]
財団法人全日本ろうあ連盟理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宝塚けんけん
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聴覚障碍に関する聞こえないとはどういうことかに始まり、手話通訳の実態、手話通訳者と手話通訳士との違い、手話通訳の健康問題、など詳しく書かれており、これから手話通訳を目指す人には進むべき方向、問題点がよく理解できる良書である。手話通訳制度の変遷も詳しく時系列に示してある。聴覚障碍者はどこに不自由を感じており、どうする事が聴覚障碍者の為になるかもよく理解できる。手話奉仕員制度と手話通訳制度の違いも巻末資料に詳しく記載され全体での位置付けも分かり易い。手話通訳を目指す人に対する指標として一冊で分かる良書だ。2021/11/03
ニャンtel inside
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読まなければいけない本が自動車教習所の教本に似たタイプで頭に入らないので、柔らかい表現のこちらから読みました。ろうあ運動は年数が関わるせいか、やはり時間がかかりました。しかし他は参考になる部分が多くて、あっという間でした。関係機関の一覧などもあり、手元に置いておきたい本だと思いました。2019/08/25