障害者自立支援法の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805848135
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3036

内容説明

「障害者自立支援法」の調査研究や政策提言をしてきた著者が、利用者負担・障害の範囲・介護保険の適用等の見直しを論じる。

目次

第1部 障害者自立支援法の意義と特色(障害者自立支援法の背景;障害者自立支援法の意義 ほか)
第2部 自立支援制度の利用者負担(利用者負担の機能と類型;自立支援給付における利用者負担 ほか)
第3部 障害福祉の財政拡大(障害福祉予算;障害福祉計画)
第4部 障害者自立支援法の将来課題(介護保険制度の受給範囲の拡大;障害福祉の将来像)
資料(介護保険制度の被保険者・受給者範囲に関する中間報告;全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会)資料)

著者等紹介

京極高宣[キョウゴクタカノブ]
1975年東京大学大学院経済学研究科博士課程(理論経済学専攻)修了。1995年日本社会事業大学学長(~2005年3月)。2005年国立社会保障・人口問題研究所所長(2005年4月~)。内閣府中央障害者施策推進協議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shun

4
当時、私の周りでも悪名高き「障害者自立支援法」であった。野田内閣の時に障害者総合支援法へと改正されたが、具体的にどのような問題提起がなされていたのか、制度設計にどのような経緯があったのかについて記載。介護保険制度との対象範囲の不突合についてや、能力を発揮し、できる限り納税者になってもらう基本的な考えなど、障害者就労のあるべき姿について考えさせられた。当時、小中学生であった自分は周囲からの伝聞が多かったので事実確認の材料となった。次は総合支援法の概要を学び、制度概要をもっと把握したい。2016/10/22

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