内容説明
本マニュアルでは、新しい認知症ケアを実践するためのアセスメント方法とそこから導き出されるケアプランを含めたケアマネジメントのあり方が述べられている。新しい認知症ケアの基本的な視点を理解し、アセスメントすることができれば、本人や家族あるいはケアスタッフにとって好ましい結果が得られる。このような経験を積み重ねることができれば必要な情報を適切に取捨選択できるようになるはずである。今まで自分たちが使っていた方法と組み合わせて使うこともできる。選択式という名前はそのためのものである。
目次
序章 センター方式の誕生―センター方式開発の経緯
1章 新しい認知症ケアの時代へ
2章 センター方式が目指すもの―いつでも、どこでも、その人らしく暮らし続けるための支援を
3章 利用者本位のケアマネジメント実現の鍵―センター方式の「5つの視点」
4章 これからの認知症の人のためのケアマネジメント―これまでの課題の点検と克服に向けて
5章 センター方式の特徴と使い方の実際
6章 センター方式シートの活用の仕方―利用者本位のケアを導くために
7章 センター方式シートの記入例
資料編